お笑いタレント太田光爆笑問題)が、日本大学芸術学部に“裏口入学”をしていたと8日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じ、波紋を呼んでいる。妻で所属事務所社長代氏はくも、顧問弁護士事務所に委任状を提出したことを自身のTwitter上で発表し、騒動は法廷の場にまで発展していきそうな勢いだ。

太田自身の怒りも相当なものですよ。8日に放送されたラジオ番組『JUNK爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)内では、『週刊新潮、バカ野郎! が裏口入学だ、この野郎! ふざけんな!』と怒りが収まらない様子でした。事実かどうかというよりも、6年前に亡くなった太田氏の三郎氏が亡くなった後で、このように悪く書かれることが許せない様子でしたね」(芸記者

 太田が「なんで裏口入学で決まってるのに、ホテルに“缶詰”にされなきゃいけないんだよ!」と『JUNK』で言っているように、記事内には不明瞭な点があるとも摘されている。まず、太田は試験前日に日大教員から実際の試験問題に基づき導を受けたにもかかわらず、英語の得点が0点に近かったという。ほかにも、裏口入学のために800万円を日大側に払っているのに、志望する映画学科は理だから演劇学科をすことになったという。

「『最近の新潮社は“攻めすぎ”なんじゃないか?』って言われていますよ」

 こうるのはある出版社幹部だ。

「なんせ太田さんは新潮社にとっては一芸人ではなく、“作家先生”です。というのも、太田さんの初となる短編小説集『マボロシ』は15万部のベストセラーとなりましたが、この版元は新潮社なんです。話題が先行したとはいえ、出版不況のなかで15万部のヒット作を生み出す作家重な存在だから、対応は気を付けなければいけません。新潮社もそのヒットで大きな利益を得ているはずなのに、関係が切れることを覚悟で偽不明の“裏口報道”を出すのは、よほどの自信があったのか、太田さんの小説家としての将来を見限ったのか……」

 新潮社がお抱えの作家を攻撃するのは、今年に入ってから顕著だ。

「同じ号のグラビアページに“人”女性との写真が掲載されていたビートたけしも同様です。初の純愛小説として注を集めた『アナログ』も新潮社から出版され、10万部越えの大ヒット作でした。それなのに独立騒動の際には、たけしと対立した古巣・オフィス北野社長の手記を載せるなど、たけしの反対営に立っています。たて続けに大ヒット作家に牙を向く新潮社に対して、出版業界内では『新手の炎上商法なのか?』というまで聞こえてきますよ。芸人作家が軽んじられているのだとしたら、次は『劇場』を書いた又吉直樹か、『大さんと』の矢部太郎あたりが狙われるんじゃないかと噂されています」(同)

作家は版元が守るもの」という不文は、右肩下がりの出版業界では通用しない時代になっているのかもしれない。ともあれ、“新潮vs.太田”の対決の行く末が気になるばかりである。
(文=編集部)

太田光(右)