明治安田生命J1リーグ21節、サンフレッチェvsV・ファーレン長崎が11日に行われ、2-0で広島が勝利した。

被爆を経験した広島長崎による平和への願いを込めたピースマッチ。2度の顔合わせとなった今回は広島ホームで行われた。前節、試合終了間際のオウンゴール湘南ベルマーレ相手にドローで終わった広島は今節も同じスタメンを起用。2試合ぶりの勝利をす。

一方、前節は好調浦和レッズスコアレスドローに持ち込んだ長崎は、高杉黒木を代えて田上と磯村を先発起用。こちらは3試合ぶりの勝利をす。

試合前に黙祷がげられたこの一戦。まずチャンスを迎えたのは長崎。2分、右サイドを突破した鈴木のグラウンダーのクロスファンマが飛び込むが、シュートGKセーブされる。その直後、今度は広島が右サイドに流れたパトリッククロスから渡がファサイドで合わせようとするがわずかに届かず。

序盤はしい攻防を見せた両者だが、その後はこう着状態に。互いに中盤の組み立てに苦労し、ゴール前まで攻め込むことが出来ない。そんな中、27分に広島が敵サイドでFKを獲得。一度中央の青山に繋いで、クロスを供給するが反応したパトリックオフサイドの判定に。

試合が進むにつれて、広島が徐々にポゼッションを高めていく展開に。36分には、パトリック柴崎とのワンツーでゴール前まで抜けて、GKと一対一になるがシュートの左にわずかに逸れてしまう。その後、稲垣シュートで再びゴールに迫った広島44分、ボックス手前でパトリックと競り合った相手の手にボールが当たり、絶好の位置で広島にFKが与えられる。キッカーを務めた柴崎はそこからの抜けた見事なシュートゴール左上隅に突き刺し、広島が先制して前半を終えた。

後半も互の戦いを見せる。49分に嶋田シュート長崎ゴールに迫れば、54分には青山のパスからディフェンスラインの裏に抜け出した渡がシュートを放つがGKの正面。さらに65分にはの得意のカットインからのシュート広島チャンスを迎える。

長崎運動量が落ちていく時間帯、広島が次々とゴールに迫る。まずは75分、自からのカウンターパトリックが持ち上がると、途中交代のティーラシンとのワンツーで一気にGKと一対一に。決定的なシーンだったが、ここはGKに軍配。続く79分には青山クロスから再びパトリック。頭で合わせたがには飛ばなかった。

試合も終盤に入った88分、広島の自サイドからのスローインを起点に、ティーラシンパトリックとのワンツーで、一気にディフェンスラインの裏を取る。そのまま麗なループシュートGKも制し、試合を決定付ける2点を奪取。その後まもなく審のが鳴りき試合終了。広島長崎による“ピースマッチ”は2得点を奪った広島が制した。

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