2018年上半期、文オンラインで反の大きかった記事ベスト5を発表します。皇室部門の第5位は、こちら!(初開日:2018年5月11日)。

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 2015年11月8日、冷たい時雨が降り続く中、篠宮の長女・眞子さまと次女・佳子さまの単独務が初めて同日に行われた。3歳差のお2人は、スタイルから素顔まで「まるで対照的」だと関係者は口をえる。ご婚約が内定した眞子さまと、英国の名門リーズ大学へ留学された佳子さま。ご姉妹の、2年前のご日常をふりかえる。(「週刊文春2015年11月19日号)

務からプライベートまでマスコミの注度は?

 お2人の初の同日単独務に関し、実は宮内庁関係者の間ではある懸念が囁かれていた。

「1年間の英レスター大学院留学で眞子さま留守にされた間、日本は佳子さまブームに沸き、佳子さまが出席されたダンスサークル演や、八ヶ岳の合宿などプライベートも含め様々に報じられました。一方、英国眞子さまのご動静は上にも載らない。帰後の眞子さまにスポットライトが当たらなかったら、と憂慮していたのです」

 そんな心配などどこ吹く眞子さま10時30分、有明コロシアムのVIP専用口に颯爽と到着された。

「サーブについて『どれくらいのスピードが出ているのでしょうか』と質問もされながら橋本総業全日テニス選手権を熱心に観戦され、天皇杯を優勝選手に手渡されました」(宮内庁担当記者

 当日、眞子さまの取材には計15社、総勢28名の報道が集まった。

催者側が例年より多いメディア数に戸惑い、『これだけ数がいるんだから仕切らないと混乱しますよ!』とカメラマンにどやされる場面も。観客数も前回より3割増の約3万人。『こんなに人数が入ったのは久しぶり』とスタッフは嬉しい悲鳴をあげていた」(同前)

「じつは取材エントリーが自由だったので、大勢プレスが集まった。ある記者が『これが終わったら佳子さまのほうにハシゴするんだけど、か一緒に行かない?』と言うと、別の記者が『そちらはカメラだけ行かせる』と話していた。ご長女の取材は外せないという判断でしょう」(同前)

 一方の佳子さまは、渋谷区国立オリンピック記念少年総合センターに13時頃にご到着。「少年大会」の会場ホール笑顔で登場された。

「ちょうど1年前、初の単独務に臨まれたのがこの大会です。去年より足取りに余裕が感じられました。冒頭、国歌斉唱の場面では、小さなおで歌われていました。座席の背もたれには寄りかからず中学生のスピーチを聞かれ、メモを取られていた」(皇室担当記者

 閉会の段となり、審委員長を務めた松本零士氏は、

佳子内親王殿下は(スピーチの)文章と合わせてご覧になって、若いというのは素晴らしいことだなと」

 と隣に座られた佳子さまの魅についてった。発表後、懇談した中学生は、

「佳子さまに『どんな作文を書いたんですか?』と尋ねられて、私の思いを伝えたかったと話すと、『伝わりました』と優しく言ってくださって感しました。すごく距離が近くて、佳子さまからはふんわりといい香りがしました(笑)

 こちらに集まった報道は14社、21名。宮内庁関係者の心配は杞憂に終わったようだ。

は研究者、はパフォーマー 正反対のご性格

 ある学習院関係者が話す。

眞子さまなお子さんで、図書館で過ごすのがお好きでした。美術研究のを志してICU際基督教大)に進学され、お小さい頃から軸がブレない。佳子さまのご性格は正反対。男子校文化祭などでよくお姿を見かけられたそうですし、学校の中でも熟で立った存在でした。八重桜祭では有志で過ダンスを披露されるなど、大勢の前でパフォーマンスするのがお好きなようで」

 初等科から女子中・高等科までお2人の歩みをつぶさに見てきたという。

「よく覚えているのは、眞子さまが高3、佳子さまが中3の合同卒業式リハーサルで佳子さまはスカート丈を思い切り短くしていらした。それを見た高3の生徒が抗議をあげたのです。当日は常識的な丈に直されていた」(同前)

 佳子さまは2014年8月学習院大を中退、翌年4月眞子さまと同じくICU入学された。眞子さま同級生は当時を振り返り

眞子さま鳴り物入り入学されましたが、セクション(英語クラス)で信頼できる友達を作られた。『マコシー』と呼ばれて、ICU祭では普通焼き鳥お好み焼きの売り子をされた。社会勉強のため学内でプール監視員のアルバイトをされていたことも。監視員用の椅子に座っている眞子さまを警備関係者が見守っているのですが(笑)

 佳子さまはキャンパスで際立って立つ存在だ。

「佳子さまは授業に遅れて来ることがあって、そういう時は皆一斉に見ますよね。そうすると、顔がバッチリメイクで可くて、細身のワンピースで堂々と入ってきたのが印的でした。皇族というより読者モデルに会うようなイメージ。少し地味な子のことは一度会っても忘れてしまうようで、挨拶をされてもキョトンとしてました」(ICU学生

 サークル活動も対照的で、眞子さまは皇族らしくスキー部。佳子さまはダンス部へ入部されたという。

「ただ、ICU祭などの立つステージには出演されず、その全体練習にも出席されません。ダンスがお好きなので出演できない演があっても練習には参加したいということです。年明けから八王子などでダンス練習を続けられていたそうです」(皇室担当記者

 入学して翌の八ヶ岳合宿「リトリート」では、タンクトップ姿が露見して大きな話題となったが、ご本人は意に介していないという。

 篠宮が前年の誕生日会見で、佳子さまについて導火線の短いところが〈私とちょっと性格も似ているところがある〉と述べられたが、紀子さまと佳子さまが、務でにっこりと笑われる表情は二つである。

 前出の学習院関係者は、

「じつは佳子さまは似で、眞子さま似だと思うのです。眞子さまの高等科の卒業文集を見ますと、〈先生ヘリクツもリクツだと言って(なぜか)怒られた〉と率直にご自分の思ったことを記されています。こういうところは上によく似ていらっしゃいますね」

ファッションメイク、ヘア 女子力が高いのは?

「佳子さまが、最近前を短くされたんですよ」

 ある関係者がこう言したのは10月中旬頃。これまで長めの前を左右にきっちりと分けられていたが、先述の11月8日務では前を作ったスタイルの場に姿を見せられた。

木村文乃夏目三久など、短めの前を作るのが流行っていますから、よくトレンドを理解されていますよね。後ろは布製のリボンで束ね、前バランスを取って縦ロールを作っています」(美容関係者)

 眞子さまも帰後、前カットされたようで、

眞子さまの場合は、前がM字になるように少し隙間がありますね」(同前)

 佳子さまは成年皇族となられ、メイクをされたお顔を拝見する機会が増えた。

「涙袋にシャンパンベージュのシャドウを入れて強調したり、のすぐ下に血色の良さを出すクリームチークを仕込んだ『おフェロメイク』。小学生の頃は八の字が素でしたが、今はシャープに描いてマスカラで色の薄い感じに。一方、眞子さまは肌をセミマットに、アイラインは濃く。二重なのでの3分の1にかけてアイラインをぼかすようにグラデーションのシャドウも入れ、清楚とした雰囲気を作っておられます」(同前)

 お2人の私にもそれぞれのポリシーが垣間見える。

大学時代、眞子さまはローリーズファームやUGGブーツ用されていました。単色のが多くスカートもひざ丈。今、佳子さまはアバクロやアメリカン・イーグルなどアメカブランドがお気に入りで、かがむと胸元が見えそうなボーダーのトップスや、ショッキングピンクパーカーロングシャツにミニスカショートパンツを合わせているのを何度か見かけました」(ICU学生

 ファッションは、佳子さまはフェミニン、眞子さまはマニッシュな印だ。

「佳子さまの場合は『プリティコンサバ』。可らしいパステルカラーを選ばれますね。小物づかいも気を使っていて、宮中晩餐会の時はブレスレットドロップのイヤリングに、円カクテルバッグを持たれていた。眞子さまは『英国ハイセンス』というか、留学から帰ってこられてお変わりになられました。ツイード地のツーピースやマリンカラージャケットなど、トラッドな装いに磨きがかかったと思います」(ファッションジャーナリスト堀江璃子氏)

手話の動作がパフュームみたい!? 務先での存在感

 務先での存在感では、佳子さまに軍配が上がる。9月22日には、「全高校生手話パフォーマンス甲子園」の開会式で、手話での挨拶を披露されたが、

「手振りが大きく先がピンと伸びた手話はさながらパフュームの振り付けのようでした。紀子さまの端正な動作とは違ってアイドルのようで」(皇室担当記者

 務先では「佳子さまが動けばカメラが動く」。

伊勢神宮神武天皇陵参拝の折、橿原神宮前駅中に際に人が押し寄せ撮影会になってしまった」(同前)

 一方の眞子さま一般人に巧みに溶け込まれる。

「震災後の被災地ボランティアに一般大学生として参加したり、英国留学中インターン先の博物館でも最後まで内親王の身分は伏せて周りと変わらずに過ごされました」(篠宮関係者)

 今4日、文化勲章受章者・文化功労者を招いた会が宮殿で開かれた。眞子さま篠宮ご夫妻がブラジルご訪問中のため、天皇皇后、東宮ご夫妻と並んで、1人で参加されたのだった。

 宮内庁内ではこうした務へのご姿勢が、「紀宮さまを彷彿とさせる」と評判だ。来、中ホンジュラスとエルサルバドルを訪問されるが、これも紀宮さまが12年前に訪れた

「じつは近く、眞子さまは都内の博物館に勤務されるのです。これも山階鳥類研究所に勤めながら務もなさった紀宮さまのスタイル女性皇族のお手本と言えるでしょう」(ベテラン宮内庁担当記者

佳子さま大学中退にはウラ話が。お勉強ができるのは?

「佳子さまが学習院大を中退され、ICUAO入試を受けられるとのNHKニュースが入った時、教員たちは『これで学習院は死んだ』とな面持ちで洩らしていました」(学習院関係者)

 報道を受けて宮内庁は、佳子さまが高校時代に志望された大学受験に不合格だったことも明らかにした。

 学習院大は佳子さまのために小学校教員を養成する教育学科開設を前倒して間に合わせたという経緯もあり、寝だった。

学習院側と宮内庁側の交渉は8月中旬頃から行われました。9月上旬までに退学が認められなければ、ICU入試受験資格を得られないので攻防戦が繰り広げられたようです」(同前)

 眞子さま大学進学時も注を集めた。

眞子さまの志望は美術系の研究でしたが、学習院大で該当するのは文学部哲学科。専門的な学びができるとICUを選ばれた。高校での評定均を含む書類審グループディスカッションを通過されたのです」(同前)

 一方、別の学習院関係者が「女子部での成績は宜しくなかった」と明かす佳子さまだが、いまICUの“洗礼”を受けられている。

11月9日には全学生必修のキリスト教概論の試験があり、『私にとってキリスト教とは』というテーマでA4・1枚にまとめました。佳子さまは最後まで残っていましたね」(ICU学生

 正反対な姉妹。お2人がを合わせてこれからの皇室を支えて行かれるのだ。

(「週刊文春2015年11月19日号)

(「週刊文春」編集部)

「橋本総業全日本テニス選手権」に臨席された眞子さま ©文藝春秋