育児をしていると多くのママが経験する乳房のしこり。悪化すれば腺炎になることも。今回の相談者は6ヶのお子さんのママです。食事に気を付けていてもしこりができてしまうので、対処法を知りたいとのことです。看護師さんたちは何と答えているでしょうか?



ママからの相談:「おっぱいにできるしこりの解消法が知りたいです」


出産後からで育てています。の分泌はとてもいいのですが、特に分泌の良い右のおっぱいにすぐしこりができてしまいます。牛肉や脂っぽい食材を食べると詰まりやすいので、食事にもかなり気を使い、チョコレートバター菓子なども一切食べてないのですが、体質によるものなのか、シコリが出来やすく困っています。しこりができると痛くて眠れなかったり、悪化すると腺炎になるので怖いです。何か対処法があれば教えてください。(40代・女性






授乳の仕方を工夫してしこりを予防できることもあります

しこりを軽減できる授乳の仕方についてアドバイスを頂きました。症状がひどい場合には慢しないで病院を受診することも必要とのこと。




『予防として、縦抱き・横抱きにして色々な度でしこりのある方から授乳し、どちらの乳房も均等になるよう授乳して下さい。しこりのある部分を軽く押しながら授乳するとしこりを軽減できる場合があります。自己でマッサージすると新しいが作られ、腺が詰まりやすくなるので注意して下さい。おっぱいが熱を持っている場合は、冷たいタオルなどで冷やして。おっぱいガチガチになる・高熱がでる場合は、慢せず病院を受診して下さい。(看護師)』






ゆったりとした服装にしたり、搾乳するのも効果的です

乳房を締め付けないようゆったりした装にしたり、短い時間で搾乳することでしこりを善できるようです。


授乳回数が少ない、きつい衣服乳房を締め付けるなど、乳房内から汁が排出されなかったり、管が閉塞されてしまう事で腺炎が生じやすくなります。ゆったりとした装を心掛けて下さい。そろそろ離食開始の時期なので、今後は授乳回数が減ってくると考えられます。離食開始からすぐに授乳回数が減るわけではありませんが、つまりやすい方は注意が必要です。授乳後に残感があったり、小さくてもしこりができるようなら短い時間で搾乳を行い、乳房に残った汁を出すのも一つの手です。絞り過ぎには注意して下さい。(看護師)』






乳腺炎の予防には授乳間隔に気をつけて

うっ滞性腺炎への食事の影については科学的な根拠が明されていません。ただ、産後のママのお話を聞くと、特定の食品でおっぱい調子がよくないことがあるようです。そんな方は、あまりその食品をたくさん食べないほうが良いかもしれません。




腺炎の原因には、腺に詰まって炎症を起こす急性うっ滞性腺炎と細菌感染による化膿性腺炎があります。化膿性腺炎の場合、赤ちゃんの口を通して細菌が侵入したり、うっ滞性腺炎が悪化して発症する場合があります。うっ滞性腺炎は食事が関係するいう情報もあるようですが、WHOは根拠はないと発表しています。授乳いつものようにできなかった、授乳間隔が開いてしまった、いつもはだけれどその時はミルクをあげたなど、いつもと違う授乳が原因のことも多いです。そんな時には、頻回に授乳して様子を見てみましょう。(看護師)』






つらい腺炎予防のためにも、授乳の仕方や衣服選びを工夫してしこりを防ぎ、快適な育児を続けたいですね。



参考文献 : エビデンスをもとに答える 妊産婦・授乳婦の疑問92南江党 出版 病気がみえるvol.10: 産科第3版 メディックメディア 出版



        
おっぱいにできるしこり、乳腺炎を防ぐ為の対処法は?