芥川賞作家・本有希子氏の傑作小説を、趣里、菅田将暉仲里依紗らの共演で映画化する「生きてるだけで、。」の場面写真開された。鮮やかな色とられた映像世界で、趣里の傷付いたような痛々しい眼差しや、穏やかだがどこか虚な田の表情を確認することができる。

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物語は、生きることに疲れ、諦めながらも、懸命に他者とつながろうとする不器用男女の関係を描く。ドラマブラックペアン」の看護師田役で注を集め、独特の存在感を放つ趣里、「あゝ、荒野」「一の」など相次ぐ演作の中で常に新しい一面を見せ続ける田、ドラマ「あなたのことはそれほど」「ホリデイラブ」などで凄みのある演技を見せつける仲ら個性キャストの共演が実現。映像ディレクターとして世界的に評価される関根監督は、今作で長編監督デビューとなる。

過眠症で引きこもり気味の寧子(趣里)は、ゴシップ誌の編集部で働く人・奈木(田)と同棲中。感情がコントロールできない寧子は奈木に当たり散らすが、一方の奈木は怒りをぶつけるでもなく、彼女と正面から向き合おうとしない。ある日、奈木の元人・安堂(仲)が現れ、自分の思いを伝える術を持たない2人の関係も変化していく。

場面写真では、切なげに視線を交わす寧子と奈木の姿をはじめ、絶叫する寧子を抱きかかえる奈木、散らかった部屋の中でに横たわる寧子の姿などが写し出されている。部屋を包む黄色の明かりと具、2人の顔を浮かび上がらせる幻想的ななど、豊かな映像美が、もどかしく壊れやすい人のつながりを照らし出す。

「生きてるだけで、。」は、ほか田中西田尚美、松重豊石橋静河、織田沙らが共演。11月9日から全開される。

切なさに胸がつまる場面写真公開!