清水戦で決勝弾を突き刺した大島の少年のような笑顔の写真をツイッターで公開

 J1川崎フロンターレは11日のリーグ第21節で清水エスパルスを2-1で破り、2連勝で3位(1試合未消化)をキープした。元日本代表MF中村憲剛は、自身のツイッターで勝利の立役者となった男が満面の笑みを浮かべるピースショットを公開し、「君が点が取れるようになったら怖すぎる」と期待を寄せた。

 川崎は前半5分、DF車屋紳太郎のパスミスから清水FWドウグラスの個人技でゴールを割られ、立ち上がりにビハインドを背負ってしまう。しかし、同32分に中村のサイドチェンジを起点に、DFエウシーニョのクロスをエースのFW小林悠が鮮やかなヘディングシュートを決めて試合は振り出しとなった。

 同点で迎えた後半19分、敵陣で細かくパスをつなぎながらペナルティーアーク付近の小林に縦パスが入った瞬間、日本代表MF大島僚太がペナルティーエリア内に侵入。小林の落としを右足ダイレクトで合わせ、豪快な決勝弾をゴール右隅に突き刺した。

 敵地で2-1と勝利を飾った後、中村は公式ツイッターを更新。殊勲者の大島が少年のような笑顔を浮かべてピースを決める“ほっこりショット”とともに、ハッシュタグ(以下#省略)で「リョータ」「やっと今季初ゴール」「君が点が取れるようになったら」「怖すぎる」「なのでもっと取ってね」と期待を込めてエールを送った。コメント欄は「いい笑顔~」「かわいい〜!」「リョータのこの笑顔&ピースサインで写真撮影できる憲剛さーーーん! 敏腕カメラマンですね(笑)」とファンから反響を呼んでいた。

 25歳の大島は、ロシアワールドカップの日本代表メンバーに選ばれながら出場機会を得られない悔しさを味わったが、そのテクニックやパスセンスは折り紙付き。大島が点を取ることでチームとして“より怖い存在”になれると、川崎一筋16年目のバンディエラも期待を寄せていた。


Football ZONE web編集部)

中村憲剛(左)が大島僚太(右)のピースショットを公開している【写真:荒川祐史】