どうもあかりです。私思うんですけど、ボディタッチを、「エロ」のために使ってしまうから、間違えちゃう。「この子、そんなキャラじゃないのに……」とか「え、ビッチなのかな?」とかあらぬ方向に彼の認識を導いちゃう。
「ほぉら、私、めっちゃエッチでしょう~?」みたいなボディタッチが似合う人なんて、まあはっきり言ってほぼいません。だからそういう路線で行こうとすると、変な違和感が出る。そういうんじゃなくて、もっとピュアに「好きです!」という姿勢でボディタッチを活用してこそ、ボディタッチの神髄を発揮できる気がするんですよね。
ということで今日は、エロさ0%、好意100%の4種類のボディタッチをご紹介してみたいと思います。


1.「頼りにしてます」のタッチ

「好き」の気持ちのひとつの要素として、「あなたを信頼しています」「いざというとき頼ってしまうのは君です」という信頼の感情はとても大きな柱です。
例えば、以前男子から伺ったことがあるものに、こんなものがあります。「デートしてるとき、前から軽いヤンキーみたいな人が歩いてきたら、一緒にいた女子がおそらく無意識に俺の腕に軽く触れてきたんだよね。これ、実は内心嬉しかった」
他にも、虫がいたり、怖い話をしたときに「キャー」としがみつく、暗い夜道を一緒に歩くとき「つかまっていい?」とおねだりする、階段を昇り降りするときに軽く彼に支えてもらうといった、ちょっとした危険や不安に対して、無意識に彼を頼ってしまう気持ちの表われとしてのボディタッチは、セクシーとは対極にありますが、かわいさや「好き」の強さでは極限レベルにあるといえます。


2.「さみしいです」のタッチ

また、さみしさを伝えるボディタッチも効果的です。これが最も活かせるのは、もちろんデートで一番さみしい瞬間である「バイバイ」のときです。
バイバイするとき、手を振り合いながら、自分の手のひらを彼の手のひらに触れさせてみる、もっと進んで、「帰りたくないよ~」といじいじしながら、彼の服の裾をつかんでみる。
まだ付き合っていなかったり、デートの回数もそんなに多くはなかったりするせいで、デートの最中に手をつないだりといったボディタッチは少ないかもしれません。だけど、そういうまだ未熟な関係だからこそ、さみしいときに、ボディタッチを通じてその気持ちを表現してあげることで、「あ、俺とバイバイするの、本気でさみしいと思ってくれてるんだ」と、こちらのマジ度が伝えられますね。


3.「笑っちゃいます」のタッチ

それから、「一番大好き!」という男子がとても多いのが、笑っている瞬間のボディタッチ。
「ちょっともう~、馬鹿~!」という感じで、面白おかしなことを言った男子の肩や、手や、座っているのであれば太ももなどを、なでるのと叩くのの中間くらいのニュアンスで触れるボディタッチ。
女子が好きな男子に対してついやってしまう、王道中の王道をいくボディタッチではあります。でもだからこそ、「好き」の気持ちをダイレクトに伝えるだけの力は十分なんです。


4.「仲良くなりたいです」のタッチ

最後に、正直まだ、あまり好きな人とそこまで仲が良くないあなたへ。頼りにしてますとか、さみしいですとか、笑っちゃいますとか、そういうのですら、ちょっとハードル高く感じる。むしろ学校や職場で直接話しをすることができれば万々歳みたいな。そういう超序盤の関係性にあるあなたへ。
ぜひ、話しかけるとき「ねえ」と声で呼ぶだけじゃなくて、ツンツンと、指先だけでいいので彼に触れてみてください。わざわざ会話をスタートさせるためには、もちろんこんなボディタッチは不要。でも、だからこそ好意が伝わるし、そのボディタッチによって、さりげないけど何もしないのとは大違いな体のふれあいを通して、ふたりの心の距離は必ずや縮まるはずです。


おわりに

こうやって見てみると「ボディタッチするタイミングって、たくさんあるんだなー(ぽけー)」という感じですよね。
そうなんです。いっぱい触れるタイミングがあるんです。あんな瞬間も、こんな瞬間も、いつだってボディタッチ・チャンス。そして、そのためには、いつでも彼に触れられるくらいの距離感でいなくちゃいけません。手を伸ばせば触れられるくらいの距離に。これは正直、なかなかそこにいるだけでドキドキしてしまうようなポジションです。あなただけじゃなくて、彼もドキドキ。この距離感を保っていられることが、ボディタッチを多くすることのメリットでもあります。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)

ボディタッチにエロさは不要。彼に「好き」の気持ちを伝えるタッチの仕方