崎の決定機をお立てするもゴールならず そっと歩み寄り、ハグで励ます

 J1サガン鳥栖は11日、リーグ21節の浦和レッズ戦で1-0と勝利を飾った。元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの来日初ゴールはまたもお預けとなったが、決定機を逃した味方選手への紳士的な対応を、イタリア「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「美しい」と称えている。

 4試合連続で先発出場となったトーレスは、攻撃の起点を担いつつ、前線から果敢にハイレスを敢行。それが決定機につながったのが、1-0で迎えた後半15分だった。

 トーレスゴールライン際まで浦和MF青木拓矢を追い込んでボールを奪い、ゴール横までドリブル。ゴール前でフリーだったFW崎夢生にラストパスを通した。しかし、崎がまさかのトラップミスを犯し、強引に放ったシュート浦和GK西川周作に弾き出されて決定機を逸した。

 うなだれ崎に対し、トーレスはそっと歩み寄ると、背中ポンポン叩き、励ましの意味を込めてハグした。同は、このワンシーンを「トーレスのジェスチャーが美しい」と動画付きで取り上げている。

スペイン人のお立てに、チームメイトは信じられないようなミスを犯した。衝撃的失態の後、トーレスはカナザキを元気付けるために美しいジェスチャーを示した」

 後半45分までプレーしたトーレスは、初ゴールこそまだ奪えていないが、徐々にチームに溶け込んでいる。崎への対応も、「フォア・ザ・チーム」の姿勢が垣間見えた間だったと言えるだろう。


Football ZONE web編集部)

サガン鳥栖FWトーレス【写真:Getty Images】