2018-19シーズンプレミアリーグ開幕節、アーセナルvsマンチェスター・シティが12日にエミレーツ・スタジアムで行われ、アウェイのシティが2-0で快勝した。

2年連続トップ4圏外シーズンを終え、在任22年のヴェンゲル監督が昨季限りで立ちエメリ新監督を招へいしアーセナル。今の移籍市場ではGKレノパパスタソプーロス、リヒトシュタイナー、トレイラ、グエンドウジの5選手が加入。また、プレシーズンを通してはエメリ監督仕込みの堅守速攻スタイルへの転換もわせた。昨季王者との重要な開幕戦に向けてはパパスタソプーロス、グエンドウジを先発で起用した一方、GKは昨季同様にチェフを起用し、前線はオーバメヤン、エジル、ムヒタリアンの3選手が起用された。

一方、昨季記録尽くめの勝劇で4年ぶり5度リーグ制覇を成し遂げたシティグアルディオラ体制3年となる今シーズンに向けては意中のマフレズを獲得したのみと最低限の補強に。それでも、先週末に行われたコミュニティシールドでは2-0の快勝収めており、盤石の状態で開幕を迎えた。そのチェルシー戦の先発からは2選手を変更。GKブラーボに代わってエデルソン、ザネに代わってスターリング先発に入り、復帰が見込まれたデ・ブライネとコンパニのベルギー代表組はベンスタートとなった。

トップ下で起用したラムジーを中心に前から圧をかけるアーセナルに対して、後方から質の高いビルドアップでいなしていくシティ。開始9分にはボックス付近でのアグエロとの短いパス交換からゴール左に持ち込んだスターリングニアを狙ってシュートを放つが、これはGKチェフの見事な反応に阻まれる。

それでも、攻勢を続けるシティは14分、ボックス手前左でメンディからパスを受けたスターリングが止まった状態から急加速で中央にカットインすると、DFベジェリンMFエンドウジを一気に振り切って右足を振り抜きゴール右隅の絶妙なコースに突き刺した。

敵地で幸先良く先制に成功したシティはその後もボールを持てば狭いスペースを細かい繋ぎで相手のプレスを剥がし、いたサイドスペースにミドルレンジのパスを展開。そこからマフレズスターリングの個人技や質の高いコンビプレーで相手を圧倒。守備の局面では後方から繋ぐアーセナルに対して連動性とインテンシティに優れるプレッシングで絡め取り、ショートカウンターを狙う。28分にはボックス手前で得た直接FKでマフレズが低い弾道シュート。さらにこぼれ球にラポルテが詰めるがいずれもGKチェフのビッグセーブに阻まれる。

一方、攻守両面でスコア以上の差を見せ付けられるアーセナルはジャカとグエンドウジの2センターが狙い撃ちされて思うように前線にパスを供給できない。さらに30分過ぎにはウォーカーとの接触で足を痛めたナイルズがプレー続行不可能となり、新戦リヒトシュタイナーがほとんど見たことのない左サイドバックアーセナルデビューを飾ることに。ここまで幾度かのカウンターチャンスを相手守備に阻まれてきた中、45分にはムヒタリアンのパスをボックス手前で受けたオーバメヤンにシュートチャンスもこれはの左に外してしまった。

ティの強さばかりが立つ前半を経て試合はアウェイチームの1点リードで後半に突入。立ち上がりの50分にボックス付近でアグエロに決定機が訪れるなど、試合展開に大きな変化はなし。そして、流れを変えたいアーセナルは負傷明けのラムジーを55分に下げてラカゼットを投入し、2列に右からムヒタリアン、エジル、オーバメヤンが並ぶ攻撃的な布シフト。56分にはオーバメヤンのお立てからラカゼットが右ポストめる来輪千シュートも放った。

一方、60分にマフレズを下げてデ・ブライネを投入したシティ63分に絶好の決定機。相手セットプレーの場面でグエンドウジのクリアミスを奪ったアグエロが相手陣内を独走。ボックス内で相手GKチェフと一対一になるが、ここはシュートコース全に読まれて絶好機を逸す。だが、直後の64分にはカウンターからスターリングとメンディで左サイドを崩してメンディがボックス左でマイナスに折り返すと、ベルナルド・シウバが後ろに戻りながらも強な左足のシュートゴール左上隅に突き刺し決定的な2点を奪った。

痛恨の2失点を喫したアーセナル70分、ジャカを下げて新戦のトレイラを投入。対して余裕の展開となったシティアグエロスターリングを終盤に下げてガブリエウ・ジェズス、ザネとクラスピッチに送り出す。試合終盤にかけてはホーム開幕戦で意地を見せたいアーセナルが攻勢に転じるも最後まで集中したシティ守備を前にエジルやオーバメヤンらが最後まで沈黙。そして、試合はこのまま2-0でタイムアップを迎え、王者シティが新生ガナーズを相手にスコア以上の内容で快勝。連覇に向けて最高のスタートを切った。

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