プレミアリーグの第1節が12日に行われ、昨季王者のマンチェスター・シティが敵地でアーセナルを2ー0で下した。

 立ち上がりの導権争いを制して5分過ぎからペースをつかんだのはアウェイマンチェスター・Cだった。右ウイングに入った新戦リヤド・マフレズを起点に徐々に攻撃のリズムをつかむと、9分には左サイドラヒーム・スターリングセルヒオ・アグエロとのコンビネーションから抜け出してシュート。14分にはスターリングカットインから右足で鮮やかにゴールネットを揺らし、昨季王者があっさりと先制に成功した。

 アーセナル21分にエクトル・ベジェリンが際どいシュートを放つが、ホームチームの攻撃ターンは長く続かない。ボランチに入ったグラニト・ジャカとマテオ・ゲンドゥージが中盤の導権争いで劣勢に立たされ、攻撃に良い形でボールを供給することができない。28分に与えたFKの場面で、ペトル・チェフがマフレズの直接FK、アイリク・ラポルテシュートを連続セーブしていなければ、失点はさらに増えていたはずだ。

 劣勢のアーセナルに追い打ちをかけるように30分過ぎには左サイドバックエインズリー・メイトランド・ナイルズが相手との交錯で足を負傷。35分に交代を余儀なくされる。前半終了間際には中盤でボールカットしたヘンリク・ムヒタリアンが味方とのダイレクトパスから抜け出してシュートまで持ち込んだが、同点ゴールとはならなかった。

 アーセナル54分、アーロンラムジーに代えてストライカーアレクサンドル・ラカゼットを投入。そのラカゼットが交代からわずか2分後に際どいシュートを放って同点への希望を抱かせる。しかし、63分にゲンドゥージのミスからアグエロに独走を許して肝を冷やすと、その1分後にバンジャマン・メンディのマイナス折り返しをベルナルド・シルヴァに決められて2点。決定的な追加点を奪われる。

 マンチェスター・Cは最後まで集中を切らすことなく、終盤のアーセナルの攻撃もシャットアウト。王者が盤石の試合運びで開幕スタートを飾った。

スコア
アーセナル 0ー2 マンチェスター・C

【得点者】
マンチェスター・Cスターリング(14分)、ベルナルド・シルヴァ(64分)

スターティングメンバー
アーセナル(4ー2ー3ー1)
チェフ;ベジェリン、ムスタフィ、ソクラティス、メイトランド・ナイルズ(35リヒトシュタイナー);ゲンドゥージ、ジャカ(70分 トレイラ);エジル、ラムジー(54分 ラカゼット)、ムヒタリアン;オーバメヤン

マンチェスター・C(4ー3ー3)
エデルソン;ウォーカー、ストーンズ、ラポルテ、メンディ;ギュンドアン、フェルナンジーニョ、ベルナルド・シルヴァ;マフレズ59分 デ・ブライネ)、アグエロ79分 G・ジェズス)、スターリング87分 サネ)

64分に追加点を挙げたシティのベルナルド・シルヴァ [写真]=Getty Images