スーペル・コパ2018、バルセロナvsセビージャが12日にモロッコで行われ、2-1で勝利したバルセロナが2年ぶりの優勝を果たした。

昨季、リーガエスパニョーラとコパ・デル・レイ2冠を達成したバルセロナと昨季コパ・デル・レイ準優勝のセビージャの2チームで争われるスーペル・コパ。例年、ホーム&アウェイ形式で行われてきたが、今季はワールドカップ開催による選手たちの疲労を考慮し中立地モロッコでの一発勝負という形となった。

昨季限りでイニエスタ、パウリーニョというクラスが退団したバルセロナは今ラングレ、アルトゥール、ビダル、マウコムの4選手を獲得。今回のスーペル・コパではラングレとアルトゥールがメッシルイス・スアレス、テア・シュテーゲン、ジョルディ・アルバと共に先発に入った。

一方、前ジローナのマチ監督を新指揮官に迎えたセビージャは前述のラングレやコレアセルヒオ・リコが退団し、代わってバシリクアレイシ・ビダル、ニャニョン、アンドレシウバらが加入。すでにヨーロッパリーグ(EL)予備予選でシーズンスタートしたチームは新守護バシリクセルジ・ゴメスの新戦を除きバネガやケアー、ムリエル、ヘスス・ナバスなど昨季からのを起用。ただ、マチ監督染みの[3-4-3]の新布で臨んだ。

立ち上がりからバルセロナボールを保持する展開が続くが先制点はい時間帯にセビージャに生まれる。9分、最終ラインメルカドから前線に長い縦パスが出ると、相手DFに当たってコースが変わったボールがボックス手前中央のムリエルに渡る。ここでDFを引き付けたムリエルからボックス右でフリーサラビアに短いパスが通り、最後は左足のシュートゴール左隅に決まった。この場面で副審はオフサイドの旗を上げたもののビデオアシスタント・レフェリー(VAR)による検証の結果、ゴールが認められた。

の隙を突かれて先制を許したバルセロナはすぐさま反撃を開始。右ウイングに入ったメッシアルバへの対線上のスルーパスを使いながら左サイドを崩し、そこからグラウンダーのクロスを中央のスアレスらに供給していく。さらに15分には左CKのショートコーナーからドリブルでゴール左に持ち込んだメッシシュートも相手GKの好守に遭う。

その後もメッシラフィーニャを起点に内と外を織り交ぜた攻撃でゴールバルセロナだが、右サイドバックセメドや左ウイングのデンベレが効果的に攻撃に絡めず、厚みのある仕掛けを見せられない。37分にはボックス右に抜け出したスアレスに絶好機もここはシュートの左に外してしまう。

それでも攻勢を続けるバルセロナは42分、アルトゥールがボックス手前の好位置で倒されてFKを獲得。キッカーのメッシの右隅を狙ったシュートGKバシリクに触られて右ポストくも、このこぼれ球に反応したピケが左足で流し込み、同点に追いつく。その後、サラビアとメッシに2点チャンスが訪れるも前半は1-1で終了した。

迎えた後半、ハーフタイム明けにラフィーニャを下げてラキティッチ、53分にアルトゥールを下げてコウチーニョを投入したバルセロナ。後半は被カウンター時の修正が施された結果、全に試合をコントロールしていく。だが、60分のメッシの直接FKが再び相手GKの好守に遭うと、62分には逆にバネガの左CKをフランコ・バスケスに頭で合わせられバー直撃の決定機を許す。

その後も一進一退の攻防が続く中、セビージャミランから加入したばかりのアンドレシウバ、古巣初対戦のA・ビダルピッチに送り出し攻勢を強める。対してバルセロナは78分にボックス内でスアレスメッシと立て続けに決定的なシュートを放つが、GKバシリクの驚異的なセーブに阻まれる。しかし、直後の78分にはメッシの素リスタートからボックス手前右でパスを受けたデンベレが右足を一。強シュートゴール左上隅に突き刺さり、ついにバシリクの牙を破った。

この勝ち越しゴールを守り切りたいバルセロナは86分に殊勲のデンベレを下げて新戦ダルピッチに送り出す。だが、試合終了直前の90分にはボックス内での守備の連係ミスからA・ビダルGKテア・シュテーゲンが倒してしまい、土壇場で痛恨のPK献上。それでも、戦錬磨のドイツ代表GKキッカーのイェデルの右を狙ったシュート璧に読み切ってストップし、自身が与えたPKを見事に阻止した。そして、セビージャとの闘を制したバルセロナが2年ぶりとなるスーペル・コパ優勝を果たした。

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