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強姦や痴漢などの性的被害を受けたとき、多くの確率で人は心に傷を負う。だが、それを周囲に隠しておきたいと思うか、辛さを抱えきれずに信頼できる人に打ち明けたがるかは、人によって異なるようだ。
「はてな匿名ダイアリー」に投稿されたエントリーが注目を集めている。
■彼女がレイプ被害を告白 悩む男性
彼女から過去のレイプ被害を打ち明けられたという投稿者。見知った人間に酔わされ、押さえつけられて複数人の男に一晩中犯されたという。
それを聞き、彼女を犯した連中を許せないと思う投稿者だが、当の本人はと言うと相手が知り合いであり、また自分の今後を考えて警察に訴えるつもりはないという。
だが、一方で不安な気持ちを共有したのか、犯されたときの詳しい状況を投稿者に話したがるのだと言う。
その結果、投稿者は彼女の気持ちがわからなくなり、「別れたい」という気持ちも芽生えているようだ。
■赤裸々な投稿に様々な声
このエントリーに対し、他のネットユーザーからは様々な声が。
・怖いんだよ彼女 強姦魔の顔見知りはのうのうと彼女の近くにいる 撮られてるかもしれないし脅されるかもしれない まだ気持ちが彼女にあるなら守ってやれ
・彼女には あなたの言葉と態度が とても重大で 男としての器量が 問われています
・徐々にフェードアウト。 正直に思いを言うなど別れるなら絶対やめたほうがいい
・過去も今もまるっと受け止める気が無いなら別れな
男性を擁護する声もあれば、「守ってやれ」と叱咤激励する声も。
■性犯罪は身近に
(©ニュースサイトしらべぇ)
しらべぇ編集部が全国の20~60代の女性680名を対象に「レイプ被害の経験」について調査したところ、全体でおよそ1割の人が「レイプされかけた経験がある」と回答。20代では約2割と、高い該当率になっている。
「魂の殺人」とも表現される性犯罪だが、それは女性だけでなく、男性にも関わってくる問題なのだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20~60代の女性680名(有効回答数)
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