台風の名前が話題になっている。

台風16号の意味は「プリン」

8月13日午前9時に南シナ海で台風16号「バビンカ」が発生した。

気象庁の予報によると、現在は南シナ海でほぼ停滞しており、日本には直接の影響はないとされている。

しかし、その名前がユニークだと話題になっている。

バビンカとは、マカオが用意した名前で「プリン」という意味だ。

出典:「気象庁」ホームページ

出典:「気象庁」ホームページ

2018年の台風の名前が話題に

気象庁では2018年、現在までに17個の台風が発生を確認している。

7月下旬に珍しい進路をたどって日本列島を移動した台風12号は「ジョンダリ」、8月8日夜遅くから9日午後にかけて関東地方に強風などをもたらした台風13号は「サンサン」、先日、沖縄県宮古島に記録的な大雨をもたらした台風14号の名前は「ヤギ」だった。

14日午前3時に台風に変わった元ハリケーンの台風17号は「ヘクター」という名前だ。

140個の名前を順番に約5年で一巡

台風の名前は、誰がどのようにつけているのか。

気象庁のサイトによると、2000年から、日本を含む14カ国が加盟する「台風委員会」(北太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織)から提案された名前を付けることになったという。

あらかじめ用意された140個(14カ国が10個ずつ提案)の名前を順番に使っており、おおむね5年間で名前が一巡するそう。

カンボジアが命名した「象」を意味する「ダムレイ」に始まり、「ハイクイ(いそぎんちゃく)」や「ウーコン(孫悟空)」「マンクット(マンゴスチン)」「ノグリーたぬき)」「ヒーゴス(いちじく)」「ハイマー(たつのおとしご)」など、さまざまな名前がある。

日本が提案した台風の名前は「テンビン」「ヤギ」「ウサギ」「カジキ」「カンムリ」「クジラ」「コグマ」「コンパス」「トカゲ」「ハト」の10個。

台風の影響を受けやすい、船乗りに馴染みが深い「星座の名前」が採用されている。

命名には例外や引退も

台風の名前は用意された140個の中から繰り返し付けられるが、台風17号の名前「ヘクター」はリストの中にない。なぜなのか。

台風17号「ヘクター」は元ハリケーンで、東経180度線を越えて移動してきた、いわゆる「越境台風」。このような場合は、前の領域ですでに付けられた名前が引き続き使われるという。

他にも、大きな災害をもたらした台風などの名前は加盟国からの要請を受けて、その後使わないように変更されることもあるそう。

かって使われていた日本が提案した名前「ワシ」「コップ」も、フィリピンに大きな被害をもたらしたために引退となり、現在は代わりに「ハト」「コグマ」という名前が使われている。

台風16号は「プリン」?台風のユニークな名前が話題、どうやって命名されている?