今年7月に還暦を迎えたお笑いタレント久本雅美が、スタイルブック『Machami Style』を8月24日に発売する。22日、都内書店にてファンへの「サイン本お渡し会」の前に実施されたマスコミ向けの囲み取材にて、久本は「60になってこのスタイルブックが、自分の60年を振り返る本ができたのは、めちゃめちゃ嬉しい」と声を弾ませた。

還暦は「うちのWAHAHAの後輩たちがパーティールームを貸し切ってくれてバーベキューやカラオケをやった。みんなで酒飲んで、おめでとうって。本当に劇団の後輩には感謝の思いです。孤独ではありませんでした」と茶目っ気たっぷりにマチャミスマイルを見せた久本雅美。もともと「おしゃれは大好き」で「シンブルな中に攻めがある、おとなの中にかわいらしさがあったり、自分の中に攻めがあるのが好き」と生き生きと話す。番組出演の際にはファッションについての問い合わせが多数来ることも珍しくないが、自身がゲストか司会かによって、ファッションポイントは大きく変わるそうだ。同書ではそんな久本の私服を公開するなどファッションも堪能できるが、「おしゃれの参考にしていただければ嬉しい」と顔をほころばせた。

ウェディングドレスに話を向けられると、「着るよ!」と即答。「披露宴ではゴンドラ、スモーク、シャンパングラス、風船の中から出てくる…ベタなやつをやりつくしたい。旦那の親族側にウケるかウケないかは別ですけどね」と笑い、現在お相手は「どう回転してもいない。でも60(歳)からモテ期に入るので、62で結婚するんじゃないかと言われている」と番組での占いに大きな期待をしているようだ。お相手は「話や時間帯が合わないので50(歳)超えてないと無理ですね」と話し、「今は穏やかな人がいい。『義母と娘のブルース』の(竹野内豊が演じた)宮本良一さんが最高。穏やかで誠実でひだまりのような人、ああいう人がいいなと…死んじゃったけどね」と少し残念そうだった。

また、自身のギャグ「よろちくび」は何歳になっても披露するという久本は「流行らないんだもん。ありがたいことに浸透はしているけど、流行語大賞になっちゃったり、ガーンとブレイクしていたら、『いまだにやっているのか』になる。フューチャーされないから、ずーっと私のご挨拶になる。嬉しいですよ」と流行りすぎないことに感謝し、「“よろちくび”の位置は(年々)下がっていきますけどね」と笑わせた。

自身のモットーは「誠実であること。人に対しても仕事に対しても、何事にも誠実であること」であり、生涯現役で仕事を続けたいという久本。還暦を迎えてますます元気はつらつ、パワーアップしそうな勢いである。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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