8月19日放送のラジオ番組「安住紳一郎 日曜天国」(TBSラジオ)で、番組パーソナリティーの安住紳一郎アナが「ひそかに寿退社を狙っている」ことをぶっちゃけた。

 コトの発端は所属しているTBSの職場環境の変化にあった。安住によると、最近復職制度が導入されたという。まずは、こんなふうに説明した。

「女性アナウンサーで(結婚で)辞めるアナウンサーがいるんですけど、一度辞めても、もう一度、8年くらい育児の方に行って、で、もう一度戻ってきて、中途採用(試験)を受けて、そこからキャリアを積み直すっていうスタイルが可能ってことになりました。近い将来、一度辞めたあの人が『もう一度、戻ってるんだ』っていうことを見聞きするかもしれません」

 女子アナウオッチャーが期待をこめてこう話す。

「たとえば元TBSアナの青木裕子枡田絵理奈小林麻耶らが望めば古巣に大手を振って戻ってこれるということですか。それは嬉しい。人気も華もありましたからねえ。結婚、子育てしてた元テレ朝アナの徳永有美が『報道ステーション』キャスターに舞い戻るのと同じことが起きるわけですね。今やテレビは中高年がメインターゲット。“昔の名前で出ています”的なキャスティングも今後どんどん増えるんじゃないでしょうか。局にすれば知名度のあるベテランなら、新人のようにイチから育てる手間もはいらないし、金もかからない。出戻り組って増えると思いますよ。もともとママアナの多い局だし」

 安住アナはさらに、この制度について、「当然男性にも適用されるということですから、一丁ね、いつか申請してやろうかみたいな」と前置きして、こう持論を展開した。

「男性だって育休を申請することは可能になってるわけだから。もしそういうチャンスがあったら、それを機に一度辞めて、自由にちょっとやってみて、もう一回、戻ってくるみたいなことも可能っていうことだよね」

 未来のイクメンぶりを妄想したわけだが、子育てはおろか、結婚の予定もない安住アナ。そこでさらなる野望をぶち上げ、こうまくしたてた。

「男性で寿退社って聞かないですもんね。一丁、狙ってやろうかって思ってるんですけどね。すごいお金持ちのお嬢さんをつかまえてね。後はブログでちょちょっと近況報告して。一丁やってやろうかって気持ちはありますよね。復職制度あるなら便利だって思うからね」

 浮上しては消える安住の独立問題。これまでは否定してきていたが、この制度を聞いて、心が揺れ、「一丁やってやろうか」と積極的な気持ちを抱いたのは間違いなさそうだ。

(塩勢知央)

アサ芸プラス