信越本線軽井沢~長野~関山間の開業130周年に際し、国鉄時代に製造された189系115系による記念列車が運転されます。

軽井沢~長野~関山間が今年で開業130周年

しなの鉄道JR東日本長野支社、えちごトキめき鉄道は2018年8月27日(月)、信越本線軽井沢~長野~関山間が開業130周年を迎えることを記念し、列車運転やイベント開催などを行うと発表しました。

軽井沢~上田間(現・しなの鉄道線)は1888(明治21)年12月1日、上田~長野間(一部は現・しなの鉄道線)は同年8月15日、長野~関山間(現・しなの鉄道北しなの線えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン)は同年5月1日にそれぞれ開業し、今年で130周年を迎えます。

記念列車「信越線開業130周年記念号」は10月13日(土)、長野9時38分発、軽井沢11時03分着・11時34分発(折り返し)、長野13時05分着、黒姫14時01分着で運転。車両はかつて在来線特急「あさま」などに使われていた189系特急形電車(6両)で、「びゅう」旅行商品の専用列車として走ります。

「往復コース」(長野→軽井沢→長野または黒姫)は定員240人、長野着6900円、黒姫着7500円。長野県在住者を対象にした「往路・片道コース」(長野→軽井沢)は定員60人、2300円。同じく長野県在住者対象の「復路・片道コース」(軽井沢→長野または黒姫)は定員60人、長野着2400円、黒姫着2700円です。

記念列車どうしの乗り継ぎも

10月20日(土)は、軽井沢~豊野間で189系電車(6両)による「信越線130周年記念リバイバル号」と、豊野~高田(折り返し)~上田間で115系電車(6両)による「信越線130周年記念リバイバル115系リレー」を運転。列車は乗車区間に有効な乗車券類で乗車できます。また、豊野で高田行き「リレー1号」への乗り継ぎが可能です。

10月27日(土)は、長野~軽井沢間で189系電車(6両)による「信越線130周年記念なつかしの189系メモリアル号」が1往復運転されます。乗車には「びゅう」旅行商品の購入が必要。往復乗車とおぎのやの釜めし、記念プレートが付く「フリーコース」の場合、定員200人、6900円(長野発着)です。

旅行商品の詳細は9月上旬、JR東日本長野支社のウェブサイトに掲載。発売は長野県内の「びゅうプラザ」や電話で、「信越線開業130周年記念号」は9月7日(金)14時から、「信越線130周年記念なつかしの189系メモリアル号」は9月10日(月)14時からです。

このほか、駅スタンプラリー、記念パネル展、記念入場券発売なども予定されています。

記念列車「信越線開業130周年記念号」の往復コースの旅行代金に含まれる記念プレートのイメージ(画像:JR東日本長野支社)。