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どの家庭でもあるようなお馴染みのキッチングッズを用いて作られた「からくり仕掛けの装置」が、次々にさまざまな展開を見せていく―そんな動画がこのたび公開された。キッチン関連製品の特長を活用しからくりを仕掛けた動画は、なんと“日本初”の試みとなり、構想から完成まで半年以上をかけた大作だという。この動画に出演している男の子は、子役タレントの今井暖大くん(10)。現在放送中のTBSドラマ『この世界の片隅に』で村上虹郎が演じる「水原哲」の幼少時代を務めた少年だ。からくり仕掛けの装置について「実際に間近で見ることができて、嬉しかったです!」と笑顔になった。

旭化成ホームプロダクツが9月3日に公開した、動画『まいにちを、たいせつに~キッチンのからくりじかけムービー~』はからくり仕掛けが楽しい、ユニークな作品だ。

冒頭に映し出されるのは、男の子が、ボウルにかけた「サランラップ(R)」に、「サランラップ(R)に書けるペン」で何かを描いているシーン。実はこれはラストにつながる伏線なので、頭の隅にいれておこう。

すぐにシーンは切り替わり、サランラップ(R)のドミノ倒しに。以前より細くなった箱が次々に倒されていく。最後にボールが弾かれて、木製の装置の先のピッチャーからボウルにオレンジジュースが注がれる。そのボウルに男の子がラップをかけて、レールの上へ。ラップでフタをしたオレンジジュースはこぼれることなく、レールを滑らかに下っていき、木製の装置をスタートさせる。ここでは木製のレードルやヘラが活躍、次々にボールを動かして、最後にはグレープフルーツをポンと押す。そのグレープフルーツは先ほどのオレンジジュースの入ったボウルの上に落下するも、ラップの上でポンと弾かれ、別のレールの上へ。「クックパーフライパン用ホイル(R)」の上のパンケーキがサラリと剥がれ、するりと滑って見事お皿の上へ。

その後もゲーム盤のボールのようにキャンディが転がっていったり、いろいろなアイテムを詰めた「ジップロック(R)」がレールの下にぶら下がって移動したり、糸でつるされたボールがぐるぐると回り、キュートなアクリルスポンジ「ズビズバ(R)」を直撃したり、「クックパークッキングシート(R)」が仕掛けられた板の上を焼いたお餅がするすると動いていく。そしてカエルのイラストの食器用洗剤「フロッシュ(R)」のドミノ倒しの後には、思わずほっこりしてしまうラストが待っている―。

この動画に出演した小学校4年生の今井暖大(いまいはると)くんの趣味は「おままごと」と「筋トレ」だそうだ。おままごとでも出てきそうなキッチングッズが登場するこの仕掛けに「手作り装置をテレビでしか見たことがなかったので、実際に間近で見ることができて、嬉しかったです! 友達にも自慢しました。」と楽しそうに語った。また「遠足の時、おにぎりを包んでいるサランラップ(R)とかに絵を描いてみたいです!」と冒頭のシーンからアイデアが湧いたようだ。

毎日使用しているキッチングッズだが、このような動画になると新鮮に見える。なぜか愛おしくも思えてきて、『まいにちを、たいせつに』というタイトルがつけられた意味が分かるような気がする。

(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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