「愚行」で後味の悪さが残る大会だった。

 U18アジア選手権の決勝戦が10日に宮崎市内で行われ、韓国が延長タイブレークにもつれ込む大激戦の末、台湾に7-5で接戦を制して2大会ぶり5度目の優勝を飾った。


 問題の行動は試合後だった。韓国ナインはマウンド付近でペットボトルの水を掛け合うウォーターシャワーで喜びを露にすると、ペットボトルやグラブを次々と放り投げた。その後に両チームが本塁前で挨拶をかわしたが、なんと韓国ナインは片づけずにそのまま一塁ベンチへ引き上げていった。韓国の首脳陣も注意しない。試合後には閉会式が予定されていたため、運営スタッフが散乱したペットボトルとグラブを拾い集める事態になった。

 この韓国代表の振るまいにネット上では怒りの声が殺到。「個々の能力が高いことは認めるが、マナーとして最低。優勝を祝福する気持ちも起こらない」、「選手だけでなく、なぜ指導者も注意しないのか。モラルがなさすぎる。組織関係者は大人として韓国選手に礼儀を教えるべき」と指摘する声が多く、中には「来年に釜山で行われるU18W杯で韓国の出場権を剥奪するべき。感情論でなく他国に失礼すぎる。スポーツマンシップのかけらもない。地元開催だけど出場できないぐらいのペナルティーを出さないと改善しない」と手厳しい意見もあった。

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 喜びのあまり我を忘れて片づけまで気が回らなかったかもしれない。だが、選手は誰一人として気づかなかったのか。また、指導者も注意するべきだった。

 韓国は日本と同様にアジアの野球大国として誰もがその強さを認めている。だが、強くても礼節や常識を欠いた行動では信頼を失う。日本は反面教師にすると共に、韓国も今回の行動を反省して襟を正さなければいけない。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

「韓国の出場権を剥奪するべき」 U18決勝戦後の愚行に怒りの声が殺到