9月10日放送の「月曜から夜更かし」(TBS系)で、豊胸手術した胸にLEDライトを押し当てると、シリコン部分が光るという噂の検証が行われた。実際に豊胸手術経験のある女性の胸にライトを押し当て、暗闇の中でシリコンインプラントが赤く光る様子が放送された。

東京美容外科は9月11日、この現象について解説動画を公開した。同医院は番組の検証に携わっていないというが、動画に出演する小野准平医師は「放送を受け多くの問い合わせがあった」と語った。

胸全体を照らしたり、弱い光を押し当てたりしても光らないので「安心して」


画像は東京美容外科ツイッターのキャプチャ

動画では、胸に入れるシリコンインプラントそのものと、シリコンを入れた胸、シリコンの入っていない胸それぞれにLEDライトを当てて説明した。シリコンそのものに光を強く押し当てた場合、元々の光が内部で反射し、ぼんやりと光る。水の入ったペットボトルに光を押し当てて周囲を照らすのと、同じ仕組みによるものだ。

このため、「シリコンが胸に入っている方に、強い光が、外に漏れないように当たった場合、シリコンの形がライトのように浮かび上がることは可能性としては起こりうる」という。しかし、どのくらい光るかは条件によって変わると解説する。

「元々全く胸の無い方、脂肪も乳腺も無い方がシリコンで豊胸した場合、皮膚の浅いところにシリコンが来ますので比較的明瞭に映しだされてしまいます。元々胸が十分ある方や筋肉の下にシリコンを入れている場合、非常にわかりにくくなることも考えられます」

また、至近距離から光で胸を照らした場合やブラックライトの照明では、シリコンの形が浮かび上がることはほとんど無いそうだ。携帯電話のような弱い光を押し当てた場合も同様で、シリコンが浮かび上がるような光り方はしない。動画に出ていた小野医師は、

「事実として、条件によっては強い光を押し当てた場合、シリコンが浮かび上がることは起こり売ります。しかし、非常に強い光を外にもれないくらい押し付けて、かつ、元々乳腺や皮下脂肪の厚みが薄い方に限って起こりうるわけで、多くの方には、日常生活の中でそのようなシチュエーションは起こらないと思いますので、ご安心いただければと思います」

と、手術経験者らに呼びかけた。

東京美容外科の公式ツイッターでは、動画の要旨をまとめた文章も掲載している。この中には、

シリコンインプラントにLEDが反応する現象は、豊胸手術に限りません。乳癌などの病気の治療でもシリコンインプラントを用いた再建も行われています。十分な配慮と共に、真似しないようお願いいたします」

と、配慮を求める記載もあった。