夏休みが終わると、楽しみになってくるのがハロウィーンパーティやコスチューム選び。イギリスも本場っぽいし、さぞかし盛り上がるのでは!と思いきや少し様子が違うようです。

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Q1. イギリスハロウィーンとは?
A1.日本ではかなり定着しているハロウィーンイギリスにやってきた年はロンドンハロウィーンの盛り上がりに期待していたのですが、蓋を開けてみると「アレ?」っていうほど日本ほどの盛り上がりは実はありません。ハロウィーンの始まりは、お隣の国アイルランドが起源だそうで、意外にもハロウィーン文化が入ってきたのはここ10年ぐらいとのこと。私の英会話の先生も「突然孫のコスチュームを作ることになってビックリ!」と言っていたぐらいです。それでは、全くスルーされちゃうイベントなのかと言ったらそんなこともありません。街中を散策してみました!

イギリスハロウィンのようす


Q2.ママたち、子どもたちはどう過ごす?
A2.ママ達がハロウィーンで1番にやることは子どもたちの衣装の確保!シャイなイギリス人のママ達はほとんどコスプレをして外に出たりはしませんが、子どもの衣装は張り切ります。学校にコスチュームを来て登校していい日があるので、(ハロウィーンも勿論そのひとつ。ハロウィーンだけじゃなく、イースターや女王の誕生日もあります)子ども達は大張り切り!おもちゃ屋さんだけじゃなく、スーパーや100均でも手軽に色んな衣装が買えちゃいます。

たまーにこんなに怖いお家の人が出てくることも!少し子ども達が引き気味です(笑)

個性爆発なジャック・オーランタンを作る息子。ちなみにこのカボチャは100円でした!

街中はカボチャでいっぱい
スーパーは飾り付け用のカボチャが並びます!大きいものから小さいものまで盛りだくさん。値段も手頃で大きくても500円ぐらいだったりとチャレンジしやすい値段です。我が家でもチャレンジしてみました!

Q3.イギリスハロウィーントレンドは?
少し前まではイギリスの仮装というとガイコツや魔女など、古風なものが主流だったのですが、最近はアメリカの影響でやはりアメコミ化!!衣装の種類も増えてきたそうです。そして女子はやっぱりプリンセス♡来た年は街に大量のエルサが溢れてましたが、今年はどんな小さなプリンセスが溢れるのか楽しみです!ちなみに我が家の長男の仮装はイギリスで大流行しているアニメ、PJ MASKのキャラクター。

ウチのPJ maskはちょっとダレてます(笑)お友達はBat girl♡

実は日本はホットなハロウィーンスポット
年々盛り上がる日本のハロウィーンはヨーロッパでも有名で、イギリス人の友人はわざわざハロウィーン時期に日本に渡り渋谷に繰り出しハロウィーンの盛り上がりを体感したと教えてくれました(笑)他にも日本のハロウィーンを体験したいと言ってくれた現地の方が意外に多かったのにビックリしました。中々盛り上がらないイギリスにいる私としては、日本の盛り上がりが懐かしい&羨ましい(笑)

Q4.イギリス独自の風習はある?
A4.むしろメインはこっちと言っても過言ではないのですが、イギリスには「ガイ・フォークス・デイ」というイベントが11月5日に行われます。この日は街中で花火が上がります。これは1605年11月5日にガイ・フォークスとその一味が国会議事堂を爆破して国王を暗殺しようとしたが失敗し、処刑されてしまったことを祝うお祭りということで、なんともイギリスらしいおどろおどろしいお祭り。ですが、根強い人気で、毎年11月5日付近になるとスーパーなどで花火が売られ、あちらこちらで花火が上がります。これが、10月31日と重なっているため、どうしてもハロウィーンよりもガイ・フォークス・デイに焦点が当たりがち。私達家族も毎年のこの冬の花火大会を楽しみにしています。

ガイ・フォークスの花火大会!出店も出て、日本の夏祭りみたいな感覚です!


まとめ
ヨーロッパだからさぞかし盛り上がってるんだと思いきや、意外に地味でした。そんなイギリスからのハロウィーンレポートでした!
(mamagirl

掲載:M-ON! Press