第13話のあらすじ


 1980〜1990年代というゲーム業界の「青春期」に大奮闘したゲームクリエイターたちの、熱くて、若くて、いきすぎた思い出を田中圭一先生がたずねる『若ゲのいたり〜ゲームクリエイターの青春〜』


 第13回は、1983年ナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)からリリースされた名作シューティングゲームゼビウスの生みの親でありゲームクリエイターのレジェンド遠藤雅伸さんをゲストにお迎えしました。

 

 

 『ゼビウス』は、これまで田中先生が取材した多くのゲームクリエイターに「出会わなければクリエイターになっていなかった」と言わしめた、ゲーム創作者の「三種の神器のひとつ。今回は、「なぜ『ゼビウス』は特別なのか」を解き明かします。

 

 遠藤さんは『ゼビウス』リリース後、実にさまざまな方々との出会いがあったと語ります。そんな彼は現在、東京工芸大学 芸術学部の教授をされていますが、いちクリエイターから研究者へ転身した契機は『ゼビウス』を通じて出会った友との“永遠の別れ”だったとのことです。友の死に際し、遠藤さんは何を思ったのでしょうか……。

 

 「自分にしかできない、日本のゲームのためにできること」を成し遂げるために研究を続ける遠藤さんの想いを、ゲームファンの皆さんと共有できればと思います。(編集部)

『若ゲのいたり』連載ページはこちら
作者
1962年5月4日大阪府枚方市生まれ。近畿大学法学部卒業。大学在学中の83年、小池一夫劇画村塾(神戸校)に第一期生として入学。翌84年、『ミスターカワード』(『コミック劇画村塾』掲載)で漫画家デビュー。86年開始の『ドクター秩父山』(『コミック劇画村塾』ほかで連載)がアニメ化されるなどの人気を得る。大学卒業後はおもちゃ会社に就職。『週刊少年サンデー』にも不定期で『昆虫物語ピースケの冒険』(89〜91年)を連載した。パロディを主に題材とした同人誌も創作。最新刊は2017年1月刊『うつヌケ』(KADOKAWA刊)、『田中圭一の「ペンと箸」』(小学館)。
Twitter:@keiichisennsei

(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. 

遠藤雅伸さんによる小説『ゼビウス』を読もう!】


 1991年に発行され、入手が難しくなっていた『小説 ゼビウス ファードラウトサーガ』が復刊! 『ゼビウス』の世界観を基に、遠藤雅伸さん本人が書き下ろしたオリジナルストーリーです。人工生体コンピューター「ガンプ」と人類の戦いを描いた壮大な物語がココに……!


※仕様:A5並製 256ページ カラー口絵6ページ
※本書籍は、1991年双葉社より発売された『小説 ゼビウス ファードラウトサーガ』を著者の意向で当時のまま復刊したものです。

 

購入はこちら(Amazon購入ページ)

プレゼントのお知らせ

 上記の『小説 ゼビウス ファードラウトサーガ』を3名様にプレゼント!
 遠藤雅伸さんのサイン入りです。詳しくは電ファミニコゲーマー公式Twitter(@denfaminicogame)をチェック!

遠藤雅伸氏のオフィシャルサイトはこちら『若ゲのいたり』連載ページはこちら

【あわせて読みたい】

 

「ゼビウス」がなければ「ポケモン」は生まれなかった!?———遠藤雅伸、田尻智、杉森建がその魅力を鼎談。ゲームの歴史を紐解く連載シリーズ「ゲームの企画書」第一回


 株式会社ゲームフリーク田尻智氏と杉森建氏を迎えて、制作者の遠藤雅伸氏と当時『ゼビウス』が巻き起こした熱狂や「ゼビウス星」の真相について語り合っていただいた、「ゲームの企画書」第一回もあわせてお楽しみください。