鈴木奈々(©ニュースサイトしらべぇ

13日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日・ABC系)にて、「若手ガムシャラ芸人」企画が行われた。センスある一言でスマートな笑いは取れないが、勢いだけでお笑い業界を泥臭く生き抜く芸人が集結。

ガムシャラ芸人ならではの苦悩や、知られざる矜持について語り尽くした。

■ダウンタウン以外はみんな若手

今回集まったのは、尾形貴弘(パンサー)、太田博久斉藤慎二(ともにジャングルポケット)、サンシャイン池崎あばれる君、昴生(ミキ)に加え、芸人ではないが「女出川哲朗」を目指し奮闘する鈴木奈々の計7名。

全員がもはや「若手」とは言えない年齢だが、若手ばりに体を張った芸風で芸能界という荒波をガムシャラに泳ぎ続けている。「ダウンタウンさん以外はみんな若手」との極論も飛び出した。

見届け人として参加した陣内智則の的確なコメントに嫉妬するなど、センスあるワードの使い手に憧れながらもそれができないガムシャラ芸人たち。そんな彼らのガムシャラな思いが交錯していった。

■中村アンになりたかった鈴木

モデル出身でありながら必要以上に身を切る芸風で業界内好感度の高い鈴木。「本当は中村アンさんや石原さとみさんのような芸能人になりたかった」と告白するも、「モデルとしてはカリスマになれなかった」と現実の厳しさを突きつけられた。

そこで「私はガムシャラの道を」と意を決したという。他番組では並み居る女芸人たちをしのぐ体当たりのパフォーマンスを見せ、大島美幸(森三中)をもってしても「あの子にはかなわない」と言わしめたほど。

そういった背景もあり、鈴木は「バラエティで頑張っていこうと決めました。この道に決めました」と強い覚悟を口にした。

■パンツ芸の次は…?

トークテーマは「限界を感じる瞬間」に。ここで鈴木は「最近、スカート衣装のときに突っ込まれたら足を広げてパンツを見せるリアクションをよくやってるんですよ」と告白。

「オンエアでは股間に私の顔が(画像処理で)入るんですけど、それを一度やったらすごくウケたんです」と語る。しかし「パンツを見せちゃったら、次はどうしよう」と「パンツ芸」に限界を感じているのだそう。

そこで「コンプライアンスが大丈夫なら、私は乳首を出したいです」と末期的な発言を繰り出す鈴木。これに対し宮迫博之は、「どんな状況? 突っ込まれた後に乳首が出る状況なんてないで?」と困惑しつついさめた。

■陣内の絶妙な例えに一同騒然

めげない鈴木は、さらに「私の乳首、すっごい長いんですよ」と補足。陣内が爆笑しながら「長い乳首見せられて誰が笑うねん! トッポギみたいなやつ?」と突っ込む。

するとガムシャラ芸人たちは「ほら、それ!」と、「トッポギ」という絶妙なワードを瞬時にチョイスした陣内の辣腕に羨望の眼差しを向けた。「急に韓国料理出てこないよ!」「言いたかったな〜」と悔しがった。

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(文/しらべぇ編集部・ナカニシキュウ

「パンツ見せ芸」に限界感じる鈴木奈々がたくらむ「次の一手」がヤバイ