マンチェスター・ユナイテッドが今夏の移籍市場でイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(31)の獲得チャンスを逃していたことが判明した。イギリス『エクスプレス』が伝えている。

▽今夏、ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は主力センターバックの獲得をクラブ側にリクエスト。そのリストにはトッテナムベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトやレスター・シティイングランド代表DFハリー・マグワイアらと共にボヌッチの名前も入っていたようだ。

▽そして、自身が望んで昨夏ミランに加入したものの、ミランでのプレーに魅力を感じなくなっていたボヌッチも今夏の退団を希望。さらに、ミランも3500万ポンド以上(約51億2000万円)のオファーが届けば、放出を容認する構えだった。

▽そのため、ユナイテッドのボヌッチ獲得は正式なオファーを出していれば、実現する可能性が高かったものの、エド・ウッドワードCEOは同選手の年齢とミランが要求する金額が見合ったものではないと判断し、モウリーニョ監督の希望を突っぱねたようだ。

▽そして、ボヌッチはアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインレンタル移籍に伴うミランユベントスの取引の一環で、イタリア代表DFマッティア・カルダーラとの等価トレードという形でユベントスに復帰することになった。

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