ハノーファーは15日、ブンデスリーガ第3節でライプツィヒとのアウェイ戦に臨み、2-3で敗れた。ハノーファーのFW浅野拓磨は65分までプレーし、FW原口元気は65分から出場している。

▽0-0で引き分けた代表ウィーク前の前節ドルトムント戦では見せ場なく前半のみの出場となった浅野は、日本代表戦で途中出場した中、開幕3試合連続スタメンとなった。

▽1分け1敗スタートのライプツィヒに対し、[3-4-2-1]で臨んだハノーファーは浅野が2シャドーの一角で起用された。

▽開始3分、ヴェルナーにボックス右まで侵入されてシュートを許したハノーファーは、9分に失点する。右クロスをファーサイドのサラッキがシュートに持ち込むと、ルーズボールをY・ポウルセンが頭で押し込んだ。

▽それでも13分、ハノーファーがすかさず追いつく。右クロスのルーズボールをゴールエリア右のフュルクルクが華麗なボレーシュートで蹴り込んだ。

▽勢い付くハノーファーは16分にカウンターに転じ、浅野がロングフィードを受けてボックス左に侵入するもトラップがうまく行かず、シュートはDFにカットされてしまった。続く18分にもボックス左からシュートを浴びせたが、ここもDFにブロックされてしまう。そして、直後の左CKの流れからルーズボールを拾った浅野がシュートを放つも、GKの好守に阻まれてしまった。

▽浅野が逆転弾を奪えずにいると、ここからライプツィヒの反撃を許す。24分にはヴェルナーにボックス左からシュートを浴びせられると、26分にはボックス右に侵入したムキエレにGKを強襲するシュートを打たれた。

▽すると40分、浅野のボールロストからカウンターを受けてボックス左のヴェルナーにシュートを流し込まれ、勝ち越しを許してしまった。

▽迎えた後半、浅野がチャンスに絡むなど、前がかるハノーファーが攻勢に出る展開となる。しかし63分、左サイドのスペースを突いたフォルスベリの折り返しヴェルナーが決めてライプツィヒがリードを広げた。

▽失点直後の65分、ボックス左でパスを受けたアルボルノスがコントロールシュートを流し込んで再び1点差としたハノーファーは浅野に代えて原口を投入。

▽しかし、3枚目のカードとしてウッドを投入したハノーファーは終盤にかけて攻撃が停滞。90分のCKの流れから原口の放ったシュートはDFにブロックされて2-3で敗戦。今季初勝利はならなかった。一方、ライプツィヒは今季初勝利を収めている。

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