イングランドサッカー協会(FA)は17日、15日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)のロザラム戦で退席処分を受けたダービー・カウンティのフランク・ランパード監督に対して審判団への不適切な行為を理由に処分を科すことを発表した。

▽ランパード監督は15日に行われたロザラム戦の77分に自チームの選手に与えられたハンドの判定に激昂し、執拗に審判団に抗議を行った結果、主審からレッドカードを掲示されて監督キャリア初の退席処分を科された。

▽そして、FAの独立調査委員会はこの場面でのランパード監督の振る舞いが不適切な行為にあたると判断し、今回の処分決定に至った。なお、ランパード監督側には現地時間20日までに異議申し立てを行う権利が与えられている。

▽なお、ランパード監督はイギリスBBC』でロザラム戦での自身の振る舞いに関して以下のように語っていた。

「私は試合から離れたくないため、ルールブックを遵守していく必要があると思う」

「ただ、あのハンドの判定には正直腹を立てていたよ。もし、あれがルールならばほとんどの監督が毎試合のように退席処分になるよ」

「個人的に審判団とのコミュニケーションは好きなんだ。だけど、処分を受けるような振る舞いはしていない。それにあの試合で我々が与えたPKは本来ないものだった。接触は非常にソフトなものだったからね」

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