ビデオゲームにおいて、プレイヤー同士の対戦を楽しむゲームジャンルは様々なものがある。そうした対戦ゲームの中でも、ファーストパーソン・シューティングゲームFPS)は非常に高い人気を誇るジャンルだ。

昨今は競技性の高いビデオゲームeスポーツとも呼ばれ、各地で大会なども開かれているが、FPSはそうしたeスポーツる上でも外せないジャンルの1つだろう。つまりはそれほど、対人戦と相性が良いことが周知されている。

 
また同時に、FPSというゲームジャンルVRとの相性が良いことも知られている。視界全てをゲーム世界にするVRは、FPSではより効果的にその臨場感を味わうことができるため、VRゲーム市場においてはこの組み合わせは定番とも言える。

となれば、相性が良い同士、VR FPSで対人戦をやってみたいと考える人ももちろん多いだろう。PC向けのタイトルでは、VRで楽しめるマルチプレイ対戦FPSも増えており、Steamなどを中心に販売している。

 

Firewall Zero Hourローントレーラー

 
そうした中、8月30日に発売したソニー・インタラクティブエンタテインメントの「Firewall Zero Hour」は、PlayStation VRマルチプレイ対戦が楽しめるVR FPSタイトルだ。

家庭用ゲーム機にはまだあまり多くない対戦VR FPSの中で、4対4の本格的なチーム戦が楽しめる本作。「PS VR シューティングコントローラー」にも対応しているとあって、心待ちにしていたPS VRユーザーも多いのではないだろうか。

今回、本作をプレイしてみたので、その様子をレビューしていきたい。

 

直感的なモーションコントロールが特徴的な、本格対戦FPS

ゲームを起動すると、メインメニューはこんな感じ。ここからゲームモードを選択できる。選択できるモードは以下の5種類。

 
チュートリアル
チュートリアル用のマップで、基本的な操作方法を練習できる。

トレーニング
プレイヤー1人で、または最大3人のプレイヤーチームを組んで、CPUが操作するチームと対戦する。

コントラクト
最大3人のプレイヤーチームを組んで、ほかのプレイヤーたちが操作するチームと対戦する。

PlayStation Store
PS Storeにアクセスし、さまざまなコンテンツダウンロードできる。

オプション
操作方法やオーディオ映像表現などの設定を確認・変更したり、クレジットを閲覧したりできる。

 
オプション

最初は、オプションの設定から行っていこう。本作のオプションで設定できる部分は、「操作方法」と「オーディオ」「映像表現」の3つ。あまり設定項は多くなく、必要最低限といった感じだ。

 

オプション「操作方法」メニュー

 
操作方法のオプションでは、4つの項を設定可。「利き手」の設定はデフォルトでは「右」で、「左」に変えると、ゲーム内のキャラクターを左に構えるようになる。

 

利き手を左に設定した状態

 
スティック・コンフィグ」は右スティックと左スティックの操作の割り当てを反転できる項だ。スワップにすると、右スティックで移動/左スティック視点操作というように、キーバインドが左右逆にする。

ボタン・コンフィグ」も似たもので、◯□×ボタンと、方向キーの操作割り当てを左右逆にできる。レギュラーでは「◯ボタン」で行う操作を、スワップでは「方向キー右」で行うという感じだ。

 
一番下の項、「クイックターン」のオンオフは、スティック操作での視点の移動を、フリックターンかスムースターンで切り替えることができる。

クイックターンオンになった状態だと、右スティックを倒した時に視点が一定度ずつカクカクと動くフリックターンオフにすると、スティックを倒している限り回転し続けるスムースターンとなる。

 

オプションオーディオメニュー

 
オーディオ」の設定、各種音量の設定が可。「ハンドラーの音」というのは、現在の戦況や標を教えてくれるオペレーターの音である。

一番下の「音を優先」というメニューは、検証してみたが正確にはどういうものか分からなかった。恐らくボイスチャット中は他の音を下げるといったメニューではないかと思われる。

 
映像表現」では、ダッシュ時と、スムースターン時に視界の端を暗くするかどうかを設定できる。これはVR酔いの対策なので、必要に応じて切り替えると良いだろう。

 

表示制限をオンにしておくと、ダッシュ時や視点回転時に画面の端を暗くする。
 


オフにすれば、表示制限はなくすことができる。

 
その他オプションメニューで見られるのは、「クレジット」と「INTEL」である。

INTEL」では、ゲームに関する様々なTIPSを教えてくれる。時間のある時にこの「INTEL」を見ておくと役に立つものも多い。ちなみに、ゲームのローディング中にも表示されているのもここにある内容である。

 

INTEL」の画面

 
操作方法

設定が終わったら、次は基本的な操作方法を見ていこう。本作は、通常のワイレスコントローラーDUALSHOCK4)の他、「PS VR シューティングコントローラー」にも対応している。

 


ボタン配置と操作の割り当て(公式オンラインマニュアルより)

 
基本的な操作については、上の表の通り。左スティックで移動、R2ボタンで射撃。□がリロード、◯でしゃがむ/立つの切り替え。メインウェポンハンドガンなどのサブウェポンとの切り替え。×は「ドアを開ける」などのアクションである。

L1は、グレネードなどのリーサル武器の使用だ。長押しで狙いを付け、離すことで投擲/設置ができる。L2は、弾薬バッグなど、リーサル以外のタクティカル装備の使用となる。方向キーは、武器のアタッチメントの使用。

 

の操作は、コントローラーのモーションコントロールで行う。

 
エイミングは、コントローラーのモーションで操作する。なお本作では、DUALSHOCK4でもシューティングコントローラーと同様のモーションでの操作であり、しっかりコントローラーを動かしてエイムしないといけない。

 
ゲームパッドを用いてFPSTPSプレイしたことがある人ならば、右スティック視点を操作し狙いをつけるという操作方法に慣れているだろう。しかしこゲームでは、右スティックの操作だけではX軸の視点の回転しかできず、上や下を向いたりは出来ないため、細かいエイムはできない。

 
また従来のFPSゲームのように、勝手に画面中央に弾が飛ぶよう構えてくれるわけではなく、の構え方によってはあらぬ方向に弾が飛んで行ってしまう場合もある。

正確に敵を撃つには、ゲーム内ののスコープやサイトをのぞき込み、コントローラーの傾きや位置を調整して、口をまっすぐ敵に向けて引き金を引かなければならない

 
DUALSHOCK4とシューティングコントローラー、両方プレイしてみたが、やはりの形に近いシューティングコントローラーの方が直感的には構えやすい。DUALSHOCK4でプレイするには、少し慣れが必要かもしれない。

というかシューティングコントローラープレイした方が絶対楽しい

 

ゲームモードトレーニング」では、CPUを相手に練習できる。

 
操作の練習がしたい場合は、メインメニューの「トレーニング」から、CPUを相手に試合形式で戦うことができる。このモードは味方3人とのマルチプレイの他、ソロでもプレイできるので、新しい装備を試したりなど、自由に遊ぶことができる。

 
また、マップ自由に選ぶことができるので、地形を覚えるのにも最適。本作のマップは複雑な地形になっているところもあり、またドアが多く様々なルートで移動できるマップが多いのも特徴だ。

地形を把握することで勝利に大きく近づけるので、このモードマップを頭に叩き込むといいだろう。

 
ページ仲間との連携が鍵。協力してミッションを遂行せよ!
 

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