K‐1などで活躍した総合格闘家の山本KID徳郁さんが18日、がんのために死去した。41歳だった。山本さんの訃報を受け、かつて大晦日のリングで戦った魔裟斗は自身のインスタグラムに「大事な仲間が逝ってしまった」と投稿し、盟友の早すぎる死を悼んだ。

【写真】魔娑斗が投稿した山本KID徳郁さんの雄姿

 山本さんが所属していたジム「KRAZY BEE」は公式ツイッターで山本さんの死を報告。山本さんは8月下旬に自身のインスタグラムで、がんで闘病中であることを公表していた。それから1ヵ月経たない前の訃報となってしまった。

 山本さんと2004年と2015年の2度、大晦日の格闘技イベントで対戦し、共に格闘界を盛り上げた魔裟斗。ライバルの訃報を受け、インスタグラム上で「2004年大晦日に対戦して以来 格闘技界を一緒に盛り上げてきた大事な仲間が逝ってしまった」とつづった。投稿している写真は、2回目の対戦時のもののよう。試合を終え、お互いの健闘を称えている姿などだ。

 さらに「公園で偶然会った時にはリングとは違う優しい顔でお子さんと遊んでいた姿が印象的でした」と、山本さんとのプライベートでのエピソードを明かすと、「2015年に対戦した時には試合終了後に『また1年後に!』と言っていたのにとても残念です」と盟友の早すぎる死を悼んでいる。

 魔娑斗のインスタグラムには、ファンからの「残念です」といった41歳だった山本さんの死を惜しむコメントが集まったほか、2人が2度にわたり、日本の大晦日を盛り上げた対戦について「僕らの青春でした」と語るコメントも多数あった。

引用:https://www.instagram.com/masato.official/

※「魔娑斗」インスタグラム