インプレスグループで鉄道・旅・歴史メディア事業を展開する株式会社天夢人(本社:東京都港区、代表取締役社長:勝峰富雄)は、2018年9月20日に、『西部劇を極める事典』(著:芦原 伸)を刊行いたします。

『西部劇を極める事典』天夢人 刊
 「……トランプ大統領の考え方は、古き強き時代のアメリカの幻想に拠っている。(中略)西部劇はアメリカ人が自信をもち、国家的使命感の後光を背負った時代の産物だった。

 ところが今、アメリカ人は世界との協調や貢献という過去の遺産を捨て、“独善的な強いアメリカ”を選択した。(中略)西部劇は反省と共生を基軸に、新しいヒューマンドラマへと向かっている……」(「プロローグ」より)

 本書は、「駅馬車」「真昼の決闘」「OK牧場の決闘」などの名作からアメリカンニューシネマの代表作である「ワイルドバンチ」「明日に向かって撃て」までを網羅する内容で大好評を博した『完全保存版 西部劇を読む事典』の著者が、全編書き下ろしで望む西部劇ガイドの決定版です。

 第一章では「西部劇を現代によみがえらせた男」クリント・イーストウッド論を展開。アラモの戦い南北戦争、第七騎兵隊の殲滅(せんめつ)やリンカーン郡の戦いなど、19世紀から20世紀初頭までのアメリカ史に刻まれた事象を西部劇映画によってたどる第二章の「西部劇十大事件」、巨匠ジョン・フォードの人生と作品について掘り下げた第三章「ジョン・フォードから学んだこと」、ランドルフ・スコット、ジョエル・マクリー、オーディ・マーフィの三人を論じた第四章「カウボーイ御三家』スター物語」、第五章「懐かしのTV西部劇グラフティー」、第六章「ワイルドウェスト雑学事典」、第七章「21世紀西部劇」に加え、戦後日本で公開された西部劇作品の全リストも付いた充実の内容。熱烈なファンも納得の最新版「西部劇事典」です。


【目次】
プロローグ アメリカはどこへゆくのか——。西部劇を観れば、トランプ大統領が理解できる
クリント・イーストウッド 西部劇を現代によみがえらせた男
西部劇十大事件 「アラモの戦い」から「南北戦争」「メキシコ革命」まで
●ジョン・フォードから学んだこと 西部劇映画の巨匠・その生涯と作品
●スコット、マクリー、マーフィ。カウボーイ御三家」スター物語
●懐かしのTV西部劇グラフティ
ワイルドウェスト雑学事典
●21世紀西部劇
●付録:戦後公開西部劇作品全リスト(1946 ‐ 1999)


【著者プロフィール】
芦原 伸(あしはら・しん)
1946年生まれ。ノンフィクション作家、紀行作家。北海道大学文学部卒。日本ペンクラブ、日本文藝家協会、日本旅行作家協会会員、株式会社天夢人 Temjin相談役。元『SINRA』『旅と鉄道』統括編集長。“現場主義”を貫き、地球規模の旅を続けている。『被災鉄道~復興への旅』(講談社)で、第40回交通図書賞を受賞。近著に『呑み鉄、ひとり旅~乗り鉄の王様がゆく』(東京新聞)、『へるん先生の汽車旅行~小泉八雲と不思議の国・日本』(集英社文庫)、『完全保存版 西部劇を読む事典』『イザベラ・バードを鉄道でゆく 新にっぽん奥地紀行』(ともに天夢人)がある。


【書誌情報
書名:西部劇を極める事典
著者:芦原 伸
仕様:四六判 188×128ミリ 368ページ
定価:本体1800円+税
発売日:2018年9月20日
全国書店、オンライン書店のAmazonなどで発売中。
http://amzn.asia/d/4VdO2L9









【株式会社天夢人】 http://temjin-g.com/
2007年設立。現在、隔月刊雑誌『旅と鉄道(奇数月21日発売)』(発売:山と溪谷社)を発行し、また2017年より、書籍・ムックの刊行も始めました。鉄道や旅をはじめ、自然、歴史・民俗、カルチャーなどを伝える雑誌や書籍を編集・発行し、豊かな人生をおくるための生活情報を発信していきます。

インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「旅・鉄道」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。

【本件に関するお問合せ先】
株式会社天夢人 担当:武田昌悟
Tel: 03-6413-8755 Mail: info@temjin-g.com
URL: http://temjin-g.com/

配信元企業:株式会社インプレスホールディングス

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