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Point
スタートレックに登場するミスター・スポックの故郷バルカンは、設定ではエリダヌス座40にあるとされている
・フロリ大学系外惑星探索研究で、このエリダヌス座40Aのハビタブルゾーン地球惑星があることがわかる
エリダヌス座40は、進んだ文明が存在する可性が較的高いと考えられている

ミスター・スポックの故郷が見つかりました。

アメリカ人気テレビシリーズスタートレック』に登場する「惑星バルカン」。主人公カー船長との熱い友情で魅せる人気キャラクター、「スポック」の故郷のであり、約16光年先のエリダヌス座40Aにあると設定されていました。

そして今回、なんと同じ場所に地球惑星を発見。ネット上でも、「バルカンは予言されていた」と盛り上がっているようです。研究は“Monthly Notices of the Royal Astronomical Society”に掲載されました。

スタートレック』スポック

エリダヌス座領域のエリダヌス座40Aは、三重の一部です。『スタートレック』では言及されていませんでしたが、関連書籍ではバルカンの場所が示されています。1991年スタートレックの生みの親、ジーン・ロッデンベリーとハーバードスミソニアセンターの3人の天文学者が雑誌“Sky & Telescope”にバルカンの場所の選択とその理由について議論を繰り広げていました。

ジェームスブリッシュによる小説版『宇宙大戦争』2巻とジェフメイナードらによる“Star Trek Maps”などでは、バルカン太陽としてエリダヌス座40の名前が上がっています。しかし、スタンおよびフレッドゴールドステインによる“The Star Trek Spaceflight Chronology”では、「エリダヌス座ε」となっています。

しかし私たちは、エリダヌス座40バルカン太陽とする方が良いと思いました。それは、ウィルソン山でこの2つのについて学んだことによります。観測によると、エリダヌス座4040億歳で、太陽と似たような年齢です。一方エリダヌス座εはやっと10億歳になった程度です。

地球上の生物歴史を考えると、エリダヌス座ε惑星上の生物はやっとバクテリアから進化が進んだほどの時間です。一方、エリダヌス座40惑星では、知的な文明まで進化して何千年も経っている可性があるのです。よって、40のほうがバルカン太陽としてふさわしいでしょう。

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エリダヌス座εは1つの惑星を持っていますが、居住不可能ガスです。新たに、フロリ大学導する“Dharma Planet Survey”の天文学者たちは、エリダヌス座40Aに軌を持つ、居住可性の高い体を発見しました。詳しく言うと、この体はスーパーアースと呼ばれる地球のおよそ2倍の大きさの岩石質の惑星で、エリダヌス座20Aの軌の内、暑すぎも寒すぎもしないちょうど良いハビタブルゾーンに軌を持ち、42日周期で周回する体です。したがって、この惑星には生命が生まれる可性があります。

オレンジがかったHD 26965こと、エリダヌス座40Aは太陽より若干冷たく質量も若干軽いです。太陽とほぼ同じ年齢で、磁場の周期は10.1年。太陽黒点周期11.6年と非常に似ています。よって、HD 26965は進んだ文明を育むとしては理想的かもしれません」とテネシー州立大学天文学マシュー・ミュタスパウ氏は言います。

惑星の探索には視線速度法が用いられ、系外惑星の引で起こるのわずかなブレを検出しました。HD 26965bは、この調では最初に見つかった系外惑星補です。名前はもちろん、将来的にはバルカンと呼ばれるのがふさわしいでしょう。

 

もし南半球に行く機会があれば、ぜひ夜空を眺めてみてください。この恒星は裸眼でも見ることができるみたいですよ。

 

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via: Science Alert/ translated & text by SENPAI

 

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