元夫で俳優の船越英一郎を中傷する動画を投稿したなどとして、名誉毀損(きそん)容疑で書類送検された元妻でタレントの松居一代について、東京地検は19日、不起訴としたことを各メディアが報じた。起訴猶予になったとみられるという。

 松居は昨年7月ごろ、インターネットの動画サイトや自身のブログに、船越の名誉を傷つける内容の動画を投稿したり、書き込みをしたりしたなどとして、今年6月に警視庁に書類送検されていた。

 同庁によると、船越が松居を刑事告訴し、松居は容疑を認めていたという。

 「刑事告訴されたにもかかわらず、松居は徹底抗戦の意向。都内の警察署で事情聴取を受ける際には、署に入る時間を予告し、そこにマスコミ各社を集めるなど相変わらず精力的に活動していた。しかし、このところ、積極的に発信していたブログの書き込みも極端に減り、パワーダウンを感じさせた」(芸能記者)

 昨年の夏ごろ、松居はイケイケドンドンで船越に対して総攻撃を仕掛け、メディアも積極的に取り上げていた。

 昨年12月には離婚調停を経て船越との間に離婚が成立。すると、メディアの注目度もダウンしてしまった。

 「船越の事務所が各メディアに対して、極力松居に対しての“取材自粛”を要請。船越の事務所はなるべく、松居を刺激しないように配慮していた」(テレビ局関係者)

 そして、ついに“松居一代劇場”が終幕。

 20日の午前、松居は「ご報告申し上げます」のタイトルで1週間ぶりにブログを更新。なぜか、ブログへの書き込みではなく、直筆の書面の写真を掲載。「いまから新しい人生がスタートいたします」などと胸中をつづった。

 今後、なかなかメディアに登場する機会はなさそうだ。

松居一代