中国メディア・東方網は20日、中国に存在する4つの「国恥日」はいずれも日本に関係しているとする記事を掲載した。

 1つめは「5・9」の国恥日だ。1915年に日本が中華民国の袁世凱に対して21か条要求を突きつけ、中国側は一部内容を拒否し続けるも日本から武力による威嚇を受け、回答期限の5月9日に要求を受け入れたと紹介した。

 2つめは「9・18」の国恥日。31年9月18日の柳条湖事件に端を発する満州事変日本軍は東北三省を占領したことから、中国人にとっては9月18日も国恥の日として記憶に深く刻まれることになってとしている。

 3つめは「7・7」の国恥日。日本では七夕のロマンチックなディだが、中国では37年7月7日に北京郊外で発生した日中の軍事衝突、すなわち盧溝橋事件が起こった日であり、「日本による中国への全面的な侵略が始まった国恥の日」とされていることを紹介した。

 そして、4つめは「12・13」の国恥日だ。「37年12月13日中華民国の首都南京が陥落した際、日本軍が南京及びその付近で数カ月にわたる大規模な虐殺を開始した」と伝えている。

 記事は、「9・18」を始めとするこれらの国恥日は代々忘れてはならないと訴えているが、中国とかかわりを持つ日本人も彼らと円滑な関係を築くうえで心得て置く必要があるだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

中国にある4つの「国恥日」、全て日本に関係していた!=中国メディア