9月21日に放送された「A-Studio」(TBS系)に、バイきんぐの小峠英二と西村瑞樹がゲスト出演。「あんまりテレビでは言ってない」というコンビ結成に至る経緯を語った。
【写真を見る】「キングオブコント2018」をアピールするバイきんぐ
小峠と西村は高校3年生の時、運転免許の合宿教習で初めて対面。その時は会話もせず見かけただけの間柄だったが、高校卒業後のNSCの面接試験で運命的な再会を果たし、コンビを組むことに。
小峠はこのエピソードについて「実は続きがあって…」と切り出し、テレビではほとんど話したことがないという、再会からコンビ結成に至る詳細を明かした。
面接試験でばったり再会した小峠と西村は偶然の出来事に驚きつつ「『じゃあ組もうや』っていうことになった」という。
しかし「その時は合格か不合格か分かってない」ため、合格発表後の4月1日の夜7時に大阪にある戎橋の真ん中での待ち合わせを約束。
お互いに合否どちらの場合でも報告に来ることを決めたが、当日やって来たのは合格していた小峠のみ。
橋の上で2時間ほど西村を待ち続けた小峠は、「落ちても来る約束だったのにな」と思いながらその場を後にしたという。
その後、NSCに通い始めた小峠は、入学して間もない5月の合同授業で、全クラスが集まった教室内に西村の姿を発見。
「コイツがいたんです」という小峠の衝撃の告白を聞いて、MCの笑福亭鶴瓶は西村に「(戎橋に)なんで来えへんねん」とツッコんだ。
西村は「実は落ちまして、面接。父親の行きつけのスナックあるんですけど、そこのママさんが吉本で演歌歌手をやられていると。
『口利いてもらうことができるぞ』みたいな話になりまして。『じゃあお願いします』と言って…」と明かした。
さらに西村は「ごあいさつに行くことになって、それが4月1日の約束した午後7時だった」と、西村は悪びれる様子もなく言い切った。
小峠は苦笑しながら、都合が良すぎる相方の説明に「そんなわけないでしょ」と鶴瓶に訴え掛けた。だが、当時は「(西村に)怒りはしなかったですけど、事情を聞いて…」と、西村を受け入れた小峠。
そのお人好しぶりに、鶴瓶は「どこまでええやつやねん」とあきれ返り、サブMCの川栄李奈も「めちゃくちゃいい人!」と漏らしていた。
放送後のSNS上には「ミラクルな結成秘話にも見えるが、その奇跡を成立させているのは小峠の努力」「コンビはこのくらい極端に違う人間性の方がうまくいくのかな」などのメッセージが書き込まれていた。
コメント