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23日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がサッカーJ1リーグサンフレッチェ広島に激怒するシーンがあり、物議を醸している。

■サンフレッチェ広島に激怒

8月5日の放送で、「プロ野球セ・リーグ広島東洋カープサッカーサンフレッチェ広島で(優勝は)決まり」と断言していた張本氏。

カープは優勝確実な情勢だが、サンフレッチェは2位の川崎フロンターレが猛追しており、予断を許さない状況。そのことがフリップで紹介されると、

「喝入れて広島に。こないまで9得点(勝ち点の差が)あったのにね、今4ですよ。あと7ゲームしか残ってないのよ。もう安心しているんじゃないの? 『勝った』と『大丈夫だと』」

と怒りを見せる。続けて、

「終わるまでわからんのやから、勝負は。9つあったのがもう4つですよ。あと7ゲームしかないから、危ないよ。もう一回喝入れてやろうかな」

とかなりイラ立った様子を見せた。ちなみに8月5日の「決まり」発言の際には、サッカーファンから「まだ早い」「最後に必ずもつれる」という指摘があった。ファンのほうが、張本氏より正確だったようだ。

■ネット民からは「お前のせいだ」との声も

怒りを見せる張本氏に、広島サポーターなどから「お前が決まりとかいうから」など憤りの声が。

一方で「それだけ広島を愛しているということ」という声もあった

張本氏は先週19日の放送でもサガン鳥栖に負けたサンフレッチェ広島に「激励の喝」を入れている。試合を見ているかどうかは不明だが、「勝ってもらいたい」という気持ちは強いようだ。

■好感度の低い張本氏

「サンフレッチェ好きのおじいちゃんの応援コメント」のようにも思えた張本勲氏の発言だが、過去のサッカーに対する炎上発言もあり、サポーターに受け入れられていない様子。要因は、好感度の低さか。

しらべぇ編集部が全国の20~60代男女1,474人を対象にした「張本勲氏をどう思うか」聞いた調査では、じつに8割が「好きではない」と回答している。

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張本勲氏は現役時代東映フライヤーズ(現・北海道日本ハムファイターズ)で活躍したのち、長嶋茂雄氏の引退で戦力の落ちた巨人に請われトレードで移籍。長嶋茂雄監督率いるチームをリーグ優勝に導いている。

当時の巨人・長嶋人気を考えれば、張本勲氏はまさに救世主であり、嫌われた存在ではなかった。やはり『サンモニ』内での放言が、好感度低下を招いてしまったのだろう。

好感度は低いものの、サンフレッチェの優勝を望んでいることは間違いない張本氏。望み通り優勝となるのか、それとも逆転されてしまうのか。今後に注目したい。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年5月18日~2018年5月21日
対象:全国20代~60代の男女1,474名(有効回答数)

張本氏、V滅危機のJ1・広島に「安心するな」と激怒→「お前のせい」とネット民怒り