リーガエスパニョーラ第5節、ビジャレアルvsバレンシアが23日に行われ、0-0で引き分けた。

▽1勝1分け2敗スタートのビジャレアルと、3分け1敗スタートのバレンシアによる共にバレンシア州に本拠地を構える両チームの一戦。

▽ミッドウィークにELを戦ったビジャレアルとCLを戦ったバレンシアの試合は、共にフラットな[4-4-2]でスタートした。

ロドリゴ・モレノとゴンサロ・ゲデスをベンチスタートとしたバレンシアに対し、ボランチに本職センターバックのフネス・モリを据えたビジャレアルが時間の経過とともにポゼッションを高めていく展開となった。

▽しかし、膠着状態が続き、なかなかゴール前にボールを運べない状況が続く。前半終了間際の44分、ようやくビジャレアルは右CKからA・ゴンサレスがヘディングシュートを放つも枠の上に外れ、両チーム枠内シュート0の前半はゴールレスで終了した。

▽後半からサンティ・ミナに代えてバチュアイを投入したバレンシアだったが、ギアが上がらなかったことで56分にゴンサロ・ゲデスを右サイドに投入。しかし59分にアクシデント。フネス・モリをスライディングタックルで削ったパレホが一発退場となった。

▽10人となったバレンシアはガメイロを諦めてコクランを投入。70分にはゴンサロ・ゲデスがミドルシュートでこの試合初の枠内シュートを記録したが、GKアセンホの好守に阻まれた。

▽ひやりとしたビジャレアルはジャウメに代えてカソルラを投入し勝負に出る。しかし83分、バレンシアはチェリシェフが右サイドからのカットインシュートでGKアセンホを強襲。10人となった中、ゴールに迫るシーンを作ったが、試合はゴールレスで終了。未勝利が継続している。

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