イモトアヤコ

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「平成の歌姫」として、25年間もの間走り続けてきた歌手・安室奈美恵さんが、9月16日に引退した。

23日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)では、そんな安室さんのラストライブ当日の、イモトアヤコに密着。安室さんとファンの想いを汲んだイモトの行動に、様々な声があげられている。

■イモト、チケット取れず自費で沖縄へ

安室さんのラストライブのチケットの抽選に外れてしまったというイモト。「音漏れ」にあやかろうと、ラストライブ開催の告知を受けてから、すぐに飛行機やホテルを手配したものの、すでに飛行機もホテルも予約でいっぱい。

それでも、交通費は往復約9万円、ホテル代約7万円をかけ、少しでも安室さんと近い距離で時間を共有しようと、完全プライベートで沖縄に向かったという。

しかし、そんなイモトの動向を察知した同番組が、イモトのプライベート旅行に密着することに。仕事の都合や道路の混雑状況などから、安室さんの出番ギリギリに会場付近に到着イモト。

マスクをするなど変装をしてきたが、結果的に彼女がロケバスから降りて「音漏れ」鑑賞することはなかった。

■「今日は安室さんの日だから」

完全プライベートで「音漏れ」にあやかろうとしていたイモトだったが、コンサート会場を目前にしてその表情は曇る。

イモトは、「今日は安室さんの日だから」と、カメラに密着されている状態で自分が会場付近に出没すれば、騒ぎになる可能性を懸念していた。

自分と同じく安室さんを愛する多くのファンや、何より安室さんの大切な日に迷惑をかけてはなるまいと、イモトはロケバスに待機。その後、宿泊先に移動した彼女は…

「引退してほしくないっていうのは、ファンの人は言いたくないと思う。(その気持が)ないわけじゃないのよ、絶対的に。もちろんベースとしてその想いはあるけど、それを言わないっていうのが、安室奈美恵ファンの誇りだと思う」

と、時折涙に言葉をつまらせながら、いちファンとしての思いを語っていた。

■「ファンの鑑」身を引いた姿勢に感動の声

インターネット上では、ファンと安室さんのために身を引いたイモトの行動を、称賛する声が相次いでいてる。

「自分も、こんなファンでありたい」と、イモトのファン姿勢を見習おうとする声も多く挙げられている。

■「ほっといてあげて」密着した番組に批判も

一方で、イモトが最後に身を引かざるを得なかった要因として、同番組の密着があげられることから、密着した番組への疑問の声もあがっている。

「番組の密着がついていなければ、イモトは安室ちゃんをもっと近くで感じられることができたのでは?」といった声が目立つ。

安室さんへの並々ならぬ愛を語ったイモト。アーティストファンのマナーが取り沙汰される昨今、彼女のファン姿勢は、多くの人々に影響を与えているようである。

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(文/しらべぇ編集部・もやこ

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