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夏の風物詩ともいえる、ビアガーデン。しかし今年のような暑さでは、屋外で過ごすのを苦痛に思った人もいるはずだ。そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代のお酒を飲む男女837名を対象に、「お酒を飲む場所について」の調査を実施。

「ビアガーデンよりも室内で飲みたいと思う」と答えた人は、全体で60.3%。半数を超える人たちが室内を選ぶ、意外な結果になった。

■汗で化粧が崩れるから

性年代別では、男性よりも女性の割合が高い年代が多くなっている。

ビアガーデンよりも室内で飲みたい性年代別グラフ(©ニュースサイトしらべぇ

見た目を気にする女性にとっては、汗をかきながら過ごすのが許せないようだ。

「わざわざ暑いところで、汗をかきながらビールを飲む意味がわからない。会社で毎年行くから仕方なく付き合うけど、化粧は崩れるし洋服も汗でビチャビチャになるのが嫌」(20代・女性)

■暑いほどにビールがうまい

ビアガーデンが好きな人からは、「雰囲気を楽しむところ」だとの意見が。

「暑ければ暑いほど、冷たいビールがおいしい。室内で飲むのでは感じられない爽快さが、ビアガーデンにはある。食べ放題だから料理もそれほど期待できないことが多いけれど、あくまで雰囲気を味わうところだと思う。

だからお酒があまり飲めない人を連れていくのは、少し申し訳ない気がするけど…」(30代・男性)

他店と差別化するために、創意工夫するビアガーデンも増えている。

「最近はおしゃれなところや凝った料理のところも出てきたから、飲めない人とならそんなビアガーデンを探せばいいと思う」(30代・女性)

■今年のビアガーデンは秋口が狙い目か

外出を躊躇するくらいの猛暑が続いた今年は、ビアガーデン好きでもさすがにきつかったという。

「屋上で夕涼みをしながらビールを飲む風習なんだろうけど。今年の夏は信じられないくらいの暑さだったので、さすがに屋外はきつかった。

多くのビアガーデンは9月末までだから、これからが一番狙い目なんじゃないかな。過ごしやすいし、空いているし、最後の夏を満喫! って感じで」(40代・男性)

暑い夏がこの先続くようなら、ビアガーデンのオープン期間を伸ばすところが増えるかも。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日
対象:全国20代~60代のお酒を飲む男女837名(有効回答数)

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