来月2018年11月11日(日)10:00から、一般社団法人アニマル・リテラシー総研(Animal Literacy Research Institute, 以下ALRI)が、海外の動物愛護教育の専門家による講演会「命の教育:海外の実例を踏まえて」を開催します。昨今動物虐待のニュースが多く報道され、また動物虐待が対人暴力と連動していることが多くの科学的研究により示されています。より思いやりのある社会を作り上げるためには、幼い頃から命を大切にする教育を施し、心ある市民を育てていく必要性が今こそ重要視されるべきです。そこで、動物愛護教育に長年取り組んできた世界最大級の動物保護団体の専門家が、実例を交えた具体的な「命の教育」のカリキュラムやアプローチを伝授する場をここに設けました。

近年、動物や命を大切にすることを目的とした動物とのふれあい活動が活発に行われていますが、そもそも動物愛護教育とは何を指すのでしょうか。動物愛護教育とは、簡単に言ってしまうと、あらゆる命を大切にすることを学ばせる教育です。多くの動物愛護教育は、上述したような動物との所謂ふれあい活動が主体となっていますが、それ以外に様々な実践アプローチがあることを知っている教育の専門家はどれほどいるでしょうか。また、そもそも動物愛護教育の実践者にはどのような資質や知識が必要なのでしょうか。
  • 動物愛護教育の具体例、中には動物を使わない方法も!?
本講演では、世界最大級にして、1824年に設立された世界で最も古い動物保護団体であるイギリスの英国王立動物虐待防止協会(Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals, RSPCA)の専門家による、RSPCAが提供している様々な動物愛護教育のカリキュラム、プログラムや教材を、具体例を提示して解説してもらいます。RSPCAは、中国でも教職員対象に命の教育に関するトレーニングを提供している、この分野では経験が豊かな団体です。例えば、RSPCAには、動物を大切にするという考え方を学校全体の営みに反映させたアニマル・フレンドリー・スクールという動物愛護教育のプログラムがあります。使われる農業動物の福祉が守られた生産体制で製造された動物由来食品を給食に出すなど、単に動物とふれあうだけではなく、学校の運営のあらゆる要素において動物や命に配慮することを学べるような教育機会を生徒に提供できるプログラムです。本講演では、必ずしも動物を使わなくても実践できるこのようなプログラムやアプローチの導入や運営方法を概観します。
  • イベント概要
開催日時:
2018年11月11日(日) 10:00~16:30
会場:
学校法人ヤマザキ学園 松濤校舎 361362号室 (京王井の頭線神泉駅から徒歩8分)
講師:
ポール・リトルフェア (RSPCA国際部長)
<通訳: 山崎恵子 (ALRI代表理事)>
料金:
7,700円(税込)
※お申し込みの方法や詳細につきましては、下記のリンクをご覧ください。
https://www.alri.jp/?mode=f25
  • 法人概要
一般社団法人アニマル・リテラシー総研は、動物福祉や人と動物との関係学など、動物とのかかわりにおけるアニマル・リテラシー、すなわち一般教養の向上を目的とした情報提供及びコンサルティングサービスを行う法人です。~動物とのかかわりに教養と専門性を~
法人名: 一般社団法人アニマル・リテラシー総研 (http://www.alri.jp)
代表者: 代表理事 山崎恵子

配信元企業:一般社団法人アニマル・リテラシー総研

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