ブンデスリーガ第5節、ドルトムントvsニュルンベルクが26日に行われ、ドルトムントが7-0で大勝した。ドルトムントのMF香川真司は62分から出場し、ニュルンベルクのFW久保裕也はフル出場している。

▽前節ホッフェンハイム戦を10人となった中で1-1の引き分けに持ち込み2勝2分けとしたドルトムントは、前節初スタメンを飾った香川がベンチスタートとなった。

▽一方、前節ハノーファー戦を2-0と勝利して今季初勝利を挙げたニュルンベルクは、久保が開幕5試合連続スタメンとなり、[3-5-2]の2トップの一角でスタートした。

▽3トップに右からプリシッチ、M・フィリップ、ラーセン、トップ下にロイスを置く[4-3-3]で臨んだドルトムントが立ち上がりから攻勢に出ると、開始9分に先制する。プリシッチの浮き球パスに抜け出したラーセンがゴールエリア右からシュートを流し込んだ。

▽ラーセンのトップチーム初ゴールで先制したドルトムントがその後も攻勢に出ると26分、プリシッチがミドルシュートでゴールに迫る。さらに29分、ボックス左に侵入したシュメルツァーが際どいシュートを浴びせた。

▽そして32分、ロイスがゴール正面からミドルシュートを叩き込んでドルトムントが順当にリードを広げる。苦しいニュルンベルクは最前線の久保を走らせるも単発な攻撃に終始し、チャンスを作れずに前半を終えた。

▽迎えた後半開始4分、CKのサインプレーから久保が枠内シュートを放ったニュルンベルクだったが、直後にドルトムントが決定的な3点目を奪う。ロングカウンターからロイスのラストパスを受けたアクラフがシュートを突き刺した。

▽アクラフにも移籍後初ゴールが生まれたドルトムントはさらに58分、ロイスがラーセンとのパス交換からシュートを決めて4-0に。余裕のドルトムントは、62分にロイスとヴィツェルに代えて香川とヴァイグルを投入。香川はそのままトップ下に入った。

▽終盤にかけても攻め手を緩めないドルトムントはアカンジ、サンチョヴァイグルがゴールを重ねて7-0で圧勝。香川途中出場のドルトムントが日本人対決を制している。

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