リバプール戦で圧倒的な個人技を見せつけたアザール 同僚MFバークリーが太鼓判

 チェルシーベルギー代表MFエデン・アザールは現地時間26日のリーグカップ3回戦リバプール相手に圧倒的な個人技を見せて決勝ゴールを奪った。今季公式戦7試合6ゴールと驚異的な活躍を見せる「背番号10」を同僚選手も「世界一」だと称えている。英紙「テレグラフ」が報じた。

 アザールリバプールとの一戦で後半11分からピッチに立つと、1-1で迎えた同40分に右サイドをドリブルで切り裂き、強烈なシュートでゴールネットを揺らした。

 開幕からトップフォームを維持し、圧巻の個人技を披露したアザールを“世界一“に推す声も上がっている。同僚のイングランド代表MFロス・バークリーは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドユベントス)やアルゼンチン代表FWリオネル・メッシバルセロナ)と比較したうえで、“自己中心的”ではないアザールこそナンバーワンだと手放しで称賛する。

「比較すると、ロナウドメッシのほうがエデンより利己的かもしれない。彼は利己的な選手ではない。二つのアシストでチームが勝利してもハッピーだ。ゴールも増え、日々良くなっている。リバプール戦で彼がやってのけたプレーは、正直言ってトレーニングで毎回やっている。だから驚きはないよ。現時点で彼は世界最高の選手だ。僕はそう信じている」

 メッシロナウドに並ぶ実力者という評価を得ているアザール。二人の壁に阻まれて、バロンドールなど個人賞の獲得はまだない。この調子を維持し、名実ともに世界最高の称号を手にすることができるだろうか。(Football ZONE web編集部)

リバプール戦で決勝ゴールを奪ったMFアザール【写真:Getty Images】