木造注文住宅を手がける株式会社アキュラホーム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮沢俊哉)は、本日2018年10月1日、創業40年を迎えました。1978年に「都興建設」として誕生し、時代と共に変わり続ける住まい手のニーズに寄り添いながら、つくり手として住まいづくりの在るべきに愚直に向き合い、「匠の心」と伝統の技術で、木造注文住宅の可能性を追求して参りました。これからも、住まう方の暮らしをより豊かなものにするため、 新しい住まいの「かたち」を創造し続けて参ります。
アキュラホーム40周年事業について

 40周年を記念して、アキュラホームと各界の匠が垣根を越えて連携し、伝統文化と最新技術の融合した3タイプの記念展示場をオープンしました。また、安心安全の住まいを提供し続けるため、あえて通常建物で「実物大振動台実験」を実施。アキュラホームならではのユニークな試みで、極めて高い耐震性能を実証しました。

1. 神戸展示場 変容する家 ~移ろう空間~
和紙作家・堀木エリ子氏が初プロデュースした住宅“変容する家”をオープンしました。本展示場は、日本の伝統工芸文化、建築文化である“和紙”と“建具”を取り入れた住宅です。日本が誇る和紙が暮らしの一部になることで、日本独自の美学を伝えます。
2. 港北展示場 キラクノイエ
建築家 原田真宏氏・原田麻魚氏(MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO)による、暮らしの多様性を叶える住宅“キラクノイエ”をオープンしました。次世代の家づくりのスタンダードとして注目を集めるCLTを採用することで、木質壁構造で、居室内は従来の木造住宅では難しかった開放的でここちよい大空間を実現します。
3. 馬込展示場 AQレジデンス 内にひらく家
建築家 芦原太郎氏のもと、高価格帯ブランドAQレジデンスの第二段として、馬込展示場をオープンしました。マッシブホルツによるフラットスラブを採用し、準耐火構造でありながら、木材の露出を可能とした住宅です。都市型住宅でありながら、自然や木のぬくもりを身近に感じられる“内にひらく家”を実現しました。
4. 実物大振動台実験
想定外の地震が発生してもお客様の暮らしを守り、住み続けられる建物であることを実証するため、実物大振動台実験を行いました。日本国内外で実際に観測された震度7クラスの地震波、今後起こりうると予測される地震波など、計10波を連続で加震するという日本初の試みです。検証の結果、構造体については実験前の状態に比較して、接合部の緩み、金物の変形、材の破損、内装にも損傷などが全く見られず、安心して住み続けられる建物であることが実証されました。

アキュラホーム代表取締役社長 宮沢俊哉メッセージ
 40周年を迎えるにあたり、まずはこの間、支えていただいたオーナー様はもとより職人の皆様、取引業者様、そして従業員とその家族の皆様に感謝申し上げます。
 中学卒業後、15歳で大工の修行に入り、その料金体系や、数の追求による質の軽視など、住宅業界の色々な部分に不合理を感じていました。その経験から、日本の住まいづくりを変えるというミッション・ビジョン、理念を掲げるようになり、高品質でかつ適正価格の家づくりを目指そうと考えました。大工という職業柄、木工事を徹底的に分析し合理化を図ることで、高品質な住宅を適正な価格で建築できるアキュラシステムを開発しました。その後、JAHBnet(ジャーブネット)を発足し、日本各地の工務店と連携をして、スケールメリットを活かした共同仕入れや技術開発を共有しながら、一緒に学びあっていくネットワークとして発展してきました。
 近年では、学識経験者や建築家、伝統工芸やランドスケープなど様々な分野において日本を代表するものづくりの匠の方々、さらには行政の方々など、さまざまな分野の専門家の方たちとコラボレーションしながら、“暮らし方”を大切にした住まいづくりを追究しています。従来の考え方や慣習にとらわれず、住宅業界内外の多くの方々と手を取りあうことで、多様化する暮らし方や住まいの要望にも応え続けることができます。それが住まう方一人一人のしあわせにつながると考えています。
 今後は、会社がさらに50年、100年と続いていくことが重要だと考えています。それは我々がつくった住まいを永代にわたり守っていきたいという想いがあるからです。これからも社会に価値あること、住まう方に豊かに暮らしていただくことを喜びにして、邁進してまいります。引き続きご支援賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
 

アキュラホームグループ40年の歩み
1978.10 埼玉県富士見市に「都興建設」創業
1986.05 新築部門として「株式会社すまいの都」(アキュラホームの前身)設立
1994.06 住宅建設事業総合支援システム「アキュラシステム」を全国へ供給開始
「日本の住まいを安くする」ためには住宅価格の適正化が不可欠と考え、これまであいまいだった
材料や工法、人件費などの単価などを細かく分析し、ムダを削減できるシステムを公開しました。
1995.08 建設省(当時)住宅建設コスト低減提案
コンペに入選(建設大臣表彰)
1998.11 全国工務店ネットワーク「アキュラネット」(ジャーブネットの前身)事業開始
同じ志を持つ地域工務店が独自性を保ちながら情報などを共有できるネットワークを組織化。
スケールメリットによる資材一括購入や住宅販売ノウハウの共有などにより、高品質・適正価格の
住まいを実現します。
2005.03 実物大振動台実験を実施
震度7クラスの激震を同一建物で連続3回再現。過酷な条件下においても、構造体の損傷もなく、
そのまま住み続けることができるほどの極めて高い耐震性能が実証されました。
2005.10 「匠階段(スケルトン)」でグッドデザイン賞を初受賞
2007.02 東京都の住宅価格3割引下げ実証実験
「むさしのiタウン」がまちびらき
東京都のコンペで事業者の1社に選定されました。発売後は7期連続申し込み倍率1位を獲得。
最高51倍となるほど高い評価を受けました。

2007.11 「ガラスウォール」が「新日本様式」100選に選定
竪格子デザインの耐久壁が、日本の伝統文化と先端技術を融合させて「日本らしさ」を追究する
新日本様式」100選に選定されました。
2010.04 社会貢献活動「木望の未来プロジェクト」始動
小学校で、間伐材(※)を利用した学習机の「天板交換」、木について学ぶ「ふれあい授業」などを
実施。次代を担う子どもたちに「木の素晴らしさ」「物の大切さ」「物づくりの楽しさ」を伝えてい ます。
※森林の木が成長するために間引き(木々の間隔を広くするため一部の木を伐採)した木材
2011.04 「日本を元気にしようプロジェクト」発足 。
東日本を襲った未曾有の大震災。すぐに被災地の工務店復興プロジェクトが始動し、ジャーブネット 会員と共に、応急仮設住宅の建設や義援金を募り被災地へ送るなど、さまざまな活動を行いました。
2012.01 「永代家守り」を提唱
作り手はもとより、住まい手と共に永代にわたり家守りをしながら、末永く住み継いでいくという
想いが込められています。
2015.04 新ブランド「AQレジデンス」始動
高価格帯住宅の新ブランドが始動。日本の伝統的な知恵と最先端の技術、そしてこれまで築いて
きたネットワークから結集した最高の匠たちと共に、唯一無二の理想の住まいを提供しています。
2016.04 第1回ホワイト企業アワード受賞
一般財団法人日本次世代企業普及機構が主催する、次世代に残すべき企業を表彰するホワイト
企業アワードを受賞。2017年、2018年にも受賞し、3年連続で当社の「働き方改革」が評価されて
      います。
2018.03 実物大振動台実験を実施。地震波10波連続加振で損傷なし。
日本で起きた震度7大地震、世界で起きた大地震、そして今後起こると言われている未来の地震
波で実験。連続10回の実験においても損傷がみられず、極めて高い耐震性能が実証できました。
2018.04 40周年事業 神戸展示場オープン
日本が誇る和紙の巨匠、堀木エリ子氏と匠たちの邂逅が、今までになかった新しい住まいを
神戸展示場で実現しました。
2018.05 40周年事業 AQレジデンス 馬込展示場オープン
温かみある木素材で仕上げられた、美しく存在感ある外観。住まいの内と外を一体化し、
自然の息吹を感じられる開放的な空間設計。室内のどこにいても緑を感じられる、
潤いに満ちた暮らしを目指しました。
2018.05 40周年事業 港北展示場オープン
『家』はもっと自由でいい。そんな想いで生まれた「キラクノイエ」。 エコロジーエコノミー
両立させる注目素材CLTを採用し、開放的でここちよい大空間を実現しました。
2018.06 新たな時代のまちづくり、ヒルサイドテラス若葉台が公開
コミュニティの醸成が美しい景観や優れた住環境維持を促進すると考え、コミュニティ活動が自然と
生み出されるような仕掛けを組み込んだ、住みつづけたくなるまちの実現を追求しています。
  • 【トピック】40周年記念商品「Coco-ie(ココイエ)」発売
    アキュラホームは創業40週年を記念して「Coco-ie(ココイエ)」を10月1日(月)より販売を開始します。「Coco-ie(ココイエ)」は基盤商品である「住みごこちのいい家」を刷新したもので、2018年3月に実施した実物大振動台実験の要素の他、サスティナブル構法を採用した商品となります。

配信元企業:株式会社アキュラホーム

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