お酒を飲んで嘔吐

(©ぱくたそ)

夜、電車を利用する際、駅構内やホームで「酔っぱらいの嘔吐物」を目にすることは珍しくない。

1日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、そんな嘔吐物を処理する専用掃除機JR東日本子会社が開発した記事を紹介。マツコ・デラックス(45)が自身の経験を振り返り熱弁した。

■1晩で100件も…

読売新聞』では、JR東日本子会社でJR東管轄の駅などの清掃を請け負う『東日本環境アクセス』が開発した、「嘔吐物処理専用掃除機」について紹介している。

同社によると、嘔吐物が見つかるのはターミナル駅品川駅で平均1日20件、酔客の多い金曜日には50件に上る。新年会忘年会シーズンではさらに増加し、新大久保駅では1晩100件を超えたこともあるという。

現在はおがくずや紙製の凝固剤を撒き、ほうきちりとりで回収しているが、見た目や悪臭、感染症の恐れもある。従業員にとって「最も過酷な業務のひとつ」とされているため、酔客が増える年末までに投入し従業員らの労働環境改善に繋げたい考えだ。

■マツコ熱弁

マツコは「何が衝撃って、品川駅在来線だけで10ホームくらいある大型駅。新大久保は1つのホームしかない。そこに100件って、もう避けて歩いているようなもの」と驚きを隠せない。

掃除機の開発については「開発するのが遅すぎ。駅員さんが可哀想」と嘆き、過去を振り返る。

昔は「駅におがくず入れがあって、吐かれるとおがくずと混ぜてサラサラにして回収していた。なんでその時から掃除機を開発しなかったのか」と怒りを滲ませ、「アレがイヤで辞めた駅員さんもいたと思う」と持論を展開。

それでも嘔吐物に関しては「でも見ちゃうよね。見たら後悔するのわかってるけど」と独特な好奇心の強さを露呈した。

■視聴者も「欲しい」

視聴者も嘔吐物の多さに驚愕しながら、専用掃除機の登場に歓声をあげている。

駅のみならず、飲食店内や店先、街中でも嘔吐する人は多いため、専用掃除機を望む視聴者も多かった。

■過半数が酔って嘔吐の経験あり

しらべぇ編集部で全国20〜60代のお酒を飲む男女969名を対象に調査したところ、全体54.5%が「お酒を飲んで嘔吐したことがある」と回答している。

お酒を飲んで嘔吐性年代別グラフ(©ニュースサイトしらべぇ

トイレや自室ならまだしも、駅や店など公共の場での嘔吐は迷惑以外の何物でもない。どんな場所でも「片づける人」がいることを頭に入れ、自分の限界を見極めなければならないだろう。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年7月13日~2018年7月17日
対象:全国20代~60代のお酒を飲む男女969名(有効回答数)

新大久保駅では1晩100件のゲロ JR子会社が「嘔吐物専用掃除機」を開発しマツコ絶賛