(Анатолий Тушенцов/iStock/Getty Images Plus)
先月29日、東京・上野の繁華街で、通行人が男にいきなり催涙スプレーをかけられる事件が相次いで発生。ネットでは、犯人の男が放った言いがかりが話題になっている。
■「お前援交だろ」
先月29日の午後7時半ごろ、台東区上野で30代の男性が知人女性と歩いていたところ、2人組の男に「お前援交だろう」などと言いがかりをつけられ、催涙スプレーを吹きかけられたとのこと。男性は、目に軽傷を負ったそうだ。
さらに、このおよそ4時間半後にも500メートルほど離れた路上で、20代の男性が歩いてきた男に催涙スプレーをかけられ、軽傷を負うという事件も起こった。現在、警視庁は傷害事件として捜査しているという。
■「怖すぎる」「イカれてる」と悲鳴
この男2人組の言いがかりに、ネットでは「怖すぎる」「イカれてる」と悲鳴が相次いでいる。
・援交だろとか言いがかりが怖すぎる。この人たちの目には、男女二人で歩いてる人たち全員そう見えるんだろう
・こんな言いがかりつけられたんじゃ、女子と二人で街を歩くこともできやしない
・自分より幸せそうなやつにはムカつくよね。でもさ、いくら苛立っても催涙スプレーはありえないでしょ
■「鍛えとかないと」と警鐘鳴らす声
また、こうした理不尽極まりない事件が相次ぐ中で、「いつ変なやつに」「鍛えておかないと」と外出時に警鐘を鳴らす声もあがった。
・いつ変なやつに絡まれても、返り討ちにできるくらい鍛えとかないといけない世の中だよなー
・最近変な事件が多すぎる。もう外出する際は、常に四方八方を監視しておく必要があるんじゃ
・外出すること自体が怖くなってくる。いやな時代になったな
■援助交際をしたことがある人は?
しらべぇ編集部では、全国の20代〜40代の女性407名を対象に援助交際の有無について調査を実施した。その結果、全体で約7%の女性が「ある」と回答した。
この数字から街中にも一定数の経験者がいることが想像つくが、だからと言って、今回の事件のように催涙スプレーをかけていいという話にはならない。
(©ニュースサイトしらべぇ)
上野の繁華街で起きた理不尽極まりない、通り魔的な犯行。ネットのコメントにもある通り、外出時はいつ何時、不審者に襲われるか分からない。常にどこかで警戒心を持っておく必要があるだろう。
いち早く犯人が捕まることを願いたい。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~40代の407名(有効回答数)
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