トットナム戦は後半42分からの出場 CL2試合は5分以内の短い出番しか得られず…

 バルセロナのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルは現地時間3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のトットナム戦(4-2)でスタメンから外れ、後半残り3分で投入された。この起用法にどうやら不満を募らせているようだ。自身のインスタグラムでは怒りマーク絵文字を投稿し、スペインメディアも取り上げている。

 今季バイエルンからカタルーニャの名門へ加入したビダル。ここまでリーグ戦では7試合中6試合に出場しているが、先発はまだ2回のみ。CLではこのトットナム戦も含め、2試合とも5分以内の短い出番に終わっていた。

 トットナムとの大一番もブラジル代表MFアルトゥールにポジションを譲った。31歳のベテランは出場機会の少ない現状にフラストレーションをためているようだ。

 試合後、インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)には怒った顔の絵文字を投稿。スペイン紙「マルカ」は「アルトゥーロ・ビダルはスタメンから外れ、87分からの出場に怒り心頭」という見出しで報じた。

 アルトゥーロを筆頭とした若手とベテランが融合する中盤の起用法については、エルネスト・バルベルデ監督の手腕が問われることになりそうだ。(Football ZONE web編集部)

バルサMFビダル【写真:Getty Images】