明治安田生命J1リーグ第29節が7日に行われ、清水エスパルスジュビロ磐田が対戦した。

 キックオフ直後の50秒、ピッチ中央のドウグラスが上原力也からボールを奪うと、前線の北川航也へ展開。ドリブルで持ち込んだ北川が左足でシュートを流し込み、ホームの清水が先制に成功する。北川は3試合連続得点で今季10ゴール目となった。38分には北川のラストパスに反応したドウグラスが相手DFに囲まれながらも強引にフィニッシュ。このシュートが決まり、清水が追加点を奪う。前半は清水の2点リードで折り返す。

 磐田は後半開始から2枚替え。すると51分、櫻内渚のクロスを受けた田口泰士がワントラップからシュートを叩き込み、すぐさま1点を返す。対する清水は61分、再びドウグラスがゴールネットを揺らし磐田を突き放すと、72分には石毛秀樹のスルーパスに抜け出した北川航也が冷静に沈めて追加点。さらに終了間際にはこの日が誕生日の村田和哉カットインからシュートを突き刺し勝負あり。

 試合は5-1で終了。清水は2連勝。一方の磐田はリーグ戦5試合勝利なしとなった。次節、清水はホームでサンフレッチェ広島、磐田はアウェイでV・ファーレン長崎と対戦する。

【スコア】
清水エスパルス 5-1 ジュビロ磐田

【得点者】
1-0 1分 北川航也(清水)
2-0 38分 ドウグラス(清水)
2-1 51分 田口泰士(磐田)
3-1 61分 ドウグラス(清水)
4-1 72分 北川航也(清水)
5-1 90+4分 村田和哉(清水)

スターティングメンバー
清水(4-4-2)
六反勇治:立田悠悟、フレイレ、ファン・ソッコ、松原后:竹内涼、白崎凌兵、石毛秀樹(88分 村田和哉)、金子翔太(90+2分 水谷拓磨):北川航也(79分 クリスラン)、ドウグラス

磐田(3-5-2)
カミンスキー:森下俊、大井健太郎、高橋祥平:田口泰士、上原力也(46分 山本康裕)、櫻内渚、エレン(72分 松浦拓弥)、中村 俊輔:川又堅碁、大久保嘉人(46分 荒木大吾)

2トップ揃い踏みの清水がダービーを制した [写真]=J.LEAGUE