乳幼児を連れてのおでかけは、どうしても持ち物がかさみがち。

それも100均!?知らなきゃ損する、コスパ最強「子育てアイテム」9選

バッグの重さを考えると、なるべくムダなものは省きたい。とはいえ、行き先で困らないよう、できる限りの備えはして出かけたいですよね。

おでかけに慣れてくれば、自然に自分に合った持ち物の種類・量も決まってきますが、最初のうちは悩むものです。

そこで今回は、子どもとのおでかけ経験豊富な先輩ママたちが、バッグにどんなグッズを入れていたかを調査。「こんなふうに使ってた」「こんなシーンで役立った」といった声や体験談と合わせて紹介します。

意外なアイデアやムダを省くヒントも見つかるかもしれませんよ。

ないと困る!必需品編

まずは、最低限持って行きたいグッズから。多くのママが「おでかけ時に必ず持って行くもの」として挙げたのは、次の7種でした。

ビニール袋

真っ先に挙げたママが多かったのが、ビニール袋。ゴミや脱いだ衣類などを入れるのに重宝しますが、他にどんな用途があるのかというと……。

  • 「ちょっと荒技ですが、外出先で食べ残したドーナツなどを入れて持ち帰ったりもします」
  • 「ゴミの他に、公園で拾ったドングリや木の葉を入れることも。息子に『どうしても持って帰りたい』と言われて、しぶしぶ、セミの抜け殻や、生きたアマガエルをビニール袋に入れて帰ったこともあります」

ビニール袋って、想像以上に幅広いシーンで活躍するのですね。

何が起こるか、何に出会うかわからないのが子連れおでかけ。「レジ袋は、いくつあっても邪魔にはならないので、小さく畳んでバッグのポケットや底に複数入れていました」というように、忘れたり足りなくなったりしないよう、常にどこかに忍ばせているママも多いようです。

着替え

乳児期はもちろん、外で活発に遊ぶようになってからも、替えの衣類はマストアイテム。

  • オムツ時代は、オムツからおしっこが漏れたときやミルクやお茶を飲みこぼしたときのために、お着替え一式は必ず持っていました」
  • 「外で遊ぶ日は、走り回って汗をかいたり、汚れたり濡れたりしますし、外遊びしない日も、食べ物や飲み物をこぼすことがあるので、着替えは必要」

上下の服、下着、靴下の一式を持ち歩くのが基本ですが、「オムツが完全に取れてトイレが上手にできるようになるまでは、下着とズボンをリュックに入れて持って行っていました」というママも。

このように、幼児ならトイレの失敗に備えて、下半身の着替えだけを持って行くという手もアリかもしれません。

ティッシュ

これも、食べ物で汚した顔を拭いたり、鼻をかんだりと、子連れおでかけでは必ず出番が訪れるアイテムです。うっかり忘れて後悔することも多いので、ビニール袋とともにバッグのポケットに忍ばせておくのが正解かも。

タオル

大人ならハンカチですが、濡れた手や体を拭く機会が多い子連れママが持って行くのは、吸水性に優れたハンドタオルまたはフェイスタオル。毎回2、3枚持って行くママもいるようです。

なかには、こんな意見も。

  • 「ハンドタオルのほかに、小さめのバスタオルを一枚持って行くと、ベビーカーで寝てしまった子どもにタオルケット替わりにかけたり、オムツ替えのときに下に敷いたりと、何かと使えます。手拭き用のハンドタオルを汚してしまったときには、手や体を拭くのにも使えますし」

ミルク・おやつ・飲み物

ミルク育児の赤ちゃんとのおでかけでは、「お湯を入れた水筒と粉ミルクと哺乳瓶」はマスト。

ミルクを卒業した幼児も、おでかけ中にはすぐにお腹をすかせて、機嫌が悪くなったり、急に動けなくなったりするものです。ほとんどのママが、おにぎり、お菓子、バナナなど、月齢に合わせた食料を持ち歩いていました。

もちろん、水分補給のための水やお茶も必要です。

オムツ

まだトイレに行けない月齢の赤ちゃんの場合、交換用の紙オムツが欠かせません。

「家では布オムツだったけど、外出時は紙オムツにしていた」というママや、「2、3歳を過ぎて家でトイレできるようになってからも、外出時は念のために紙オムツを履かせていました。もちろん交換用の紙オムツも携帯」というママもいました。

おしりふき

おしりふきシートは、紙オムツと常にセットの必需品。赤ちゃんのお尻を拭く以外にも、「子どもが床などに食べ物や飲み物をこぼしたときに掃除するのにも使える」という声も。

通常は、紙オムツ、おしりふきとともに、オムツ替えのときに赤ちゃんのお尻の下に敷くオムツ替えシートも持って行きますが、先述のようにタオルなどで代用するママもいるようです。

便利グッズで賢くお出かけ♪

あれば役立つ、お助けアイテム編

次は、必ずしも必携ではないけれどあると便利なものや、子どものタイプによっては必要なものを7種紹介します。

オモチャ・絵本

  • 「遠出のときは、交通機関で子どもが退屈したとき、騒ぎそうになったときの対策として、赤ちゃんのときはガラガラなどの小さなオモチャ、少し大きくなってからはパズルやトランプ、絵本などを持って行っていました」

乗り物に乗っている時間が長いときや、人が多い場所に行くときには、たしかにあった方がいいアイテムです。

お絵描きセット

  • ママ友ランチやお茶をするときの必須アイテム。何もないとお店の中を走り回って大変なのですが、細長い缶に入った色鉛筆落書き帳を持って行くと、1時間くらいずっと集中して絵を描いていてくれるので、ゆったりと会話を楽しめます」

最近の100円ショップには、画材が豊富に揃っています。子どもがお絵描き好きなら、携帯にピッタリのコンパクトな色鉛筆クレヨンのセットを手に入れておきたいですね。

ぬいぐるみ

  • 「長女が生まれてすぐ、親戚から、全長30cmくらいのディズニーのキャラクター『デイジーダック』のぬいぐるみをもらって、物心ついてからはいつもいっしょに寝ていました。3歳くらいでおばあちゃんちへ泊まりに行ったとき、これを置いて行ったら、寝つけなくて一晩中ぐずることに……。

    最低限の荷物だけでもかなりの量なのに、その上30cmのぬいぐるみを持って行くのはさすがに大変なので、その後、ふた回りくらい小さい小デイジーを購入し、泊まりの旅行のときには帯同させていました」

旅行には必ず娘のお気に入りのぬいぐるみを持って行くというママは、他にもいました。女の子がいる家庭では、「あるある」なエピソードのようですね。

大きなぬいぐるみの持ち運びに苦労しているなら、上記のコメントをくれたママのように、同じキャラクターのミニサイズを買い直すのといいかも。

シューズクリップ

  • うちの子は外出先で靴を脱ぎたがるのですが、その靴で片手が塞がるのが煩わしかったので購入してみました」

シューズクリップとは、子どもの靴をベビーカーやバッグにクリップでぶら下げておける便利グッズのこと。100円ショップでも販売されているそうなので、同じ悩みを持つママは探してみては?

ウェットティッシュ

キレイ好きなママは、ハンカチやティッシュのほかに、子どもの手や口周りを拭くためのウェットティッシュも携帯。外出先でテーブルなどの気になる部分をさっと拭くのに、アルコール入りの除菌タイプのウェットティッシュを持ち歩くというママもいました。

一方で、「用途によって、濡らしたティッシュやおしり拭きシートでも代用できるから持って行かない」というウェットティッシュ不要派も少なくありませんでした。

フリーザーバッグ

用途はレジ袋とほぼ同じですが、ゴミや脱いだ服を入れるために、密封できるタイプのチャックの付いたビニール袋、フリーザーバッグを愛用しているママも複数いました。

フリーザーバッグ派のママによると、「濡れたものを入れることがあるので、ジッパー付きが便利なんです」とのこと。レジ袋フリーザーバッグの両方を携帯するというママも。

ペット用のトイレシート

これは、オムツ替えのときに赤ちゃんのお尻の下に敷いて使うのだとか。

オムツ交換台が汚い場合や子どもがちょっと服を漏らしてしまっている場合に、どちらも汚すことなくオムツ交換できて、汚れたらポイッと捨てられるのがいいそうです。

以上、ないと困る必需品と、あると便利なお助けアイテム、計14種の持ち物を紹介しました。

これらのほかに、冬ならブランケットなどの防寒具、夏場なら日焼け止めや帽子などの日よけアイテムといった季節に応じて必要になるアイテムもあります。遠出や旅行の場合は、保険証や母子手帳も携帯した方がいいでしょう。

乳幼児とのおでかけを楽しむためには、万全な準備が大切。赤ちゃんとのおでかけにちょっと不安を感じている新米ママ・パパや、毎回持ち物に悩んでしまう人は、ママたちの声を参考にしてみてくださいね。