フジテレビ系では毎週土曜にオトナの土ドラ「結婚相手は抽選で」(夜11:40−0:35 ※10月13日は夜0:00-0:55)を放送中。政府が定めた「抽選見合い結婚法」を題材にした本作では、ちょっと訳ありな独身者・龍彦(野村周平)、奈々(高梨臨)、嵐望(大谷亮平)、好美(佐津川愛美)の4人が、国が抽選で選んだ相手と見合いをしていく。しかし3回断ると、テロ対策活動後方支援隊に2年間従事するハメに!
【写真を見る】大谷亮平はイケメンだがなぜか女性に振られる役どころ
「ザテレビジョン」では、育ちが良くイケメンなのになぜか女性に振られてばかりで結婚できない嵐望役の大谷にインタビュー。役柄や自身の結婚観などを聞いた。
■ 僕の役作りは間違っていなかった(笑)
―ー台本を読まれて、いかがでしたか?
題材が面白いなと思いました。最初はどこか非現実的な感じもしましたが、だんだんハマってリアリティーが出てきて、気付いたら自分もそこに参加していると思えるようになる作品です。そういう意味ではすごく視聴者を引きつけられる作品だと思いますし、僕自身も楽しんで撮影しています。
嵐望のキャラは素の自分とは全く違いますね。嵐望が発するせりふは、日常生活の中で僕が女性に言うことがないだろう言葉なので、自分が持っていない部分をしっかり意識してやらないとなとと思い演じています。
――実際に演じられて、台本を読んだときとのギャップはありましたか?
やっぱり、最初は自分の中にないせりふを言うことに引っかかっていたんですけど、そこをどうするか悩んでいたときに、僕の中でロールモデルとなる芸能人がパッと浮かんだんです。その方をイメージして演じると、嵐望のせりふとかしぐさがしっくりきました。だから、その方っぽくやろうと思いました。
ーーちなみに、その方はどなたですか?
言いません!(笑)。僕よりちょっと世代が上で、ちょっと嵐望の設定に似ている方ですね。すごく驚いたのですが、チーフ監督と嵐望のせりふについてお話をさせていただいたとき「嵐望ってこういう人なんですよ!」って、僕がイメージしていていた芸能人の方の名前がチーフ監督の口から出たんです。だから、あながち僕の役作りは間違っていなかったんだと思いましたね(笑)。
■ 結婚に対する思いを告白!
――今回、普段は口にしないせりふが多かったとのことでしたが…。
僕個人としてはあまり嵐望に共感はできませんでしたが、話数を重ねていくうちに自分の中でキャラを作っていって成り切るようにしました。これまで出演した作品って、どこか自分と似ている部分があって素の自分が出ているところがあったりしたんですけど、今回は台本に忠実に、自分の感情は捨ててやりました。
――では、キャラクターをしっかりと作られたんですね。
そうですね。品がいいですからね(笑)。台本を読んだとき、嵐望は女性に厳しいことを言ってもあまり嫌味が出ていない人だなと思ったんです。普通にやったら嫌な男性という部分が出てしまいそうだったので、それを出さずにやるのが難しかったですね。
――もし、本作のような「抽選見合い結婚法」が実際にあったら、どうされますか?
楽しみます(笑)。でも、どうかなぁ? 無制限だったら楽しめますが、3回というリミットがあるのですごく慎重になると思います。知恵を絞って策略を立てないと、軍隊みたいなところに送られちゃいますからね(苦笑)。めちゃくちゃ悩んで、考えると思います。
――結婚に対しては慎重なタイプなんですね。
「いつかしたいな」というのはありますが、昔から僕は結婚に対して慎重に捉えている気がします。よく、「(結婚は)タイミングだから、勢いでしちゃえ!」とか言いますけど、僕には無理ですね…。結婚した人とは、最後まで一緒に添い遂げたいと思っているので…。
あっ、嵐望もすごく結婚に慎重派なので、そこは僕との共通点ですね(笑)。
■ 結婚相手に求めることとは?
ーーもし、結婚相手に条件を3つ挙げるとしたら何ですか?
本当に普通なんですけど、思いやりがあって、よく笑う人。真剣に答えると難しいですね…(笑)。あとは自分と性格が合う人じゃないですかね。最後まで添い遂げるなら、やはり相性が大切だと思うので。
ーー作中には少子化問題など社会的な問題も出てくるのですが、大谷さんが今直面している問題はありますか?
そうですね…実は僕、妻が韓国にいるんですよ。
ーーえっ??
(笑)。うそですよ! これ素でいうと、意外とみんな信じちゃうんですよね(笑)。失礼しました(笑)。
そうですね…。今、大阪弁のせりふのドラマ(連続テレビ小説「まんぷく」、NHK総合ほか)を撮影しているんですが、東京の仕事で大阪弁のイントネーションが出ることが多いみたいで、結構NGを出しちゃいますね(苦笑)。普段は大阪弁は出ないし、これまでしゃべり方でどうこう言われることはなかったのですが、向こうでドラマをやっているとつい大阪弁が出ちゃうんです。それが、ちょっと大変です。
――第1話のラストは、嵐望が奈々を振るというまさかの展開でした。今後はどうなっていくのでしょうか?
予想だにしなかった法律「抽選見合い結婚法」を受け入れられないながらも、それに従うしかない人たちが法律を通して結婚どうこうだけではなく、この先の人生をどう見据えていくかまでを考え始めるきっかけになるんじゃないかと。
2話からは、嵐望ら4人が結婚に向けて本格的に動き出します。いいパートナーと出会うための、過程が楽しいですね。
視聴者の皆さまもその過程を一緒に楽しみながら、これからの人生やパートナーについて考えたり、結婚に対するイメージを掴んでいただけたらと思います。(ザテレビジョン)
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