9月中旬から関東ローカルで14年ぶりに再放送された『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)。携帯電話のなかった時代の恋愛ドラマ。連絡が取れずにすれちがうシーンなどが「逆に新鮮!」なのかどうか定かではないが、放映当時は生まれてなかった女子高生たちにも人気だという。女子高生を娘に持つ親としては、自分が当時熱中したドラマを娘の世代が観ることに隔世の感があるはず。そこで日刊SPA!では、00年までに放映された恋愛ドラマを対象に、「娘に見せたい/見せたくないドラマ」と題したアンケートを敢行。まずは、「娘に見せたい恋愛ドラマTOP10」から。

Q 86年~00年までに放映された恋愛ドラマのうち娘、今の若い人に見てもらいたいドラマは? (カッコ内は放映された年と主演)

1位 101回目のプロポーズ1991年 武田鉄矢・浅野温子) 28%
さえない中年男(武田鉄矢)が婚約者を亡くした女性(浅野温子)に再三アタックを繰り返す

2位 東京ラブストーリー1991年 織田裕二・鈴木保奈美) 27%
奔放に生きる女性(鈴木保奈美)と、彼女に振り回される男(織田裕二)の社内恋愛

3位 男女7人夏物語(1986年 明石家さんま・大竹しのぶ) 19%
アラサーの男女が繰り広げる恋愛ストーリー。主題歌は石井明美の『CHA-CHA-CHA』

3位 ロングバケーション(1996年 木村拓哉・山口智子) 19%
自信のない音大生(木村拓哉)と売れないモデル(山口智子)が東京タワーの見える豪華な部屋で同棲を始める

5位 ビューティフルライフ2000年 木村拓哉・常盤貴子) 15%
鼻っ柱の強かった美容師(木村拓哉)は難病におかされるも明るく生きる常盤貴子の生き方に影響され恋に落ちる

6位 高校教師(1993年 真田広之・桜井幸子) 14%
女子校に赴任した新米教師(真田広之)は、やけに親しげに接してくる生徒(桜井幸子)の複雑な家庭事情を知ってしまう

7位 愛という名のもとに(1992年 唐沢寿明・鈴木保奈美) 13%
卒業したばかりの体育会出身の男女が、社会の厳しさに脱落、揉まれながらも成長していくストーリー

8位 あすなろ白書(1993年 石田ひかり・筒井道隆) 12%
あすなろ会というインカレサークルドラマでは同じ大学)に集う男女の、恋愛村的人間関係

9位 愛していると言ってくれ(1995年 豊川悦司・常盤貴子) 11%
聴覚を失った画家(豊川悦司)と運命的な出会いをする劇団員(常盤貴子)の衝突し合う恋愛劇

10位 男女7人秋物語(1987年 明石家さんま・大竹しのぶ) 10%
人気を博した、アラサーの男女が繰り広げる恋愛ストーリーの続編

『東京ラブストーリー』をおさえて1位になったのは「僕は死にましぇん」でおなじみの『101回目のプロポーズ』。「人間は顔じゃないというところを見て感じて欲しい」(38歳・女性・アルバイト)、「顔やお金でなく、自分のことを本当に思ってくれる人と結婚してほしいから」(43歳・女性・専業主婦)など、現代ではストーカーともいえそうな、男の純愛ストーリーを評価する声が集まった。

 一方、ワースト10ともいうべき、「見てもらいたくないドラマ」は以下のとおり。

Q 86年~00年までに放映された恋愛ドラマのうち娘、今の若い人に見てもらいたくないドラマは?(カッコ内は放映された年と主演)

1位 失楽園1997年 古谷一行・川島なお美) 36%
ザ・淑女の人妻(川島なお美)は、罪悪感を覚えながらも禁断の情事にのめり込んでいくお話

2位 高校教師(1993年 真田広之・桜井幸子) 25%
女子校に赴任した新米教師(真田広之)は、やたらと親しげに接してくる生徒(桜井幸子)の複雑な家庭事情を、やはり知ってしまう

3位 ビューティフルライフ(2000年 木村拓哉・常盤貴子) 13%
鼻っ柱の強い美容師(木村拓哉)は難病におかされるも明るく生きる常盤貴子の生き方に影響され恋に落ちる

4位 男女7人夏物語(1986年 明石家さんま・大竹しのぶ) 11%
アラサーの男女が繰り広げる恋愛ストーリー。主演の二人はドラマ共演をきっかけに結婚

5位 もう誰も愛さない(1991年 吉田栄作・田中美奈子) 9%
陰謀組織と戦い、犯罪に加担しながら愛を燃え上がらせる、“和製ボニー&クライド”の吉田栄作と田中美奈子

5位 眠れる森(1998年 木村拓哉・中山美穂) 9%
一家惨殺事件の生き残り(中山美穂)は、断片的に浮き上がる過去の記憶に悩みつつ結婚を控えていた

7位 魔女の条件(1999年 松嶋菜々子・滝沢秀明) 8%
結婚に乗り気でない高校の数学教師(松嶋菜々子)は、男子生徒(滝沢秀明)を誘い、恋の逃避行を目論む

8位 神様、もう少しだけ(1998年 金城武・深田恭子) 7%
援助交際のすえ、HIVに感染した少女(深田恭子)と、自堕落に生きる業界人(金城武)の恋の物語

9位 ずっとあなたが好きだった1992年 佐野史郎・賀来千香子) 6%
マザコンの夫(佐野史郎)と義母との関係にも苦しむ妻(賀来千香子)の新婚話。「冬彦さん」が流行語になる

9位 ラブジェネレーション1997年 木村拓哉・松たか子) 6%
広告代理店の会社員に扮したキムタクとナマイキなOL(松たか子)はケンカしながら恋に落ちていく

 バブルの残り香のようなトレンディドラマに飽きたのか、90年代後半にはやたらと重く、息苦しい設定のドラマが量産、ワースト10にはそれらの作品がズラリと並んだ。

 1位『失楽園』では「禁断の恋を美化されても困る」(40歳・男性・自営業)、「単純に不倫に走らないで欲しいと願う」(38歳・男性・会社員)といった声が集まり、2位『高校教師』では「内容がレイプだったり近親相姦だったりドロドロしているから」(38歳・女性・アルバイト)、「話題にはなったけど内容が衝撃的で暗い」(55歳・男性・会社員)など、倫理道徳的に子供には見せたくないという、もっともな意見が集まった。教師と生徒の恋愛ドラマ『魔女の条件』にも同様のコメントが集まったことを付け加えておこう。〈文/日刊SPA!取材班〉

【調査概要】調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラスモニター(35~55歳男女)に対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。調査期間:2018年10月3日 有効回答者数:35歳から55歳 全国の男性60名、女性40名

『101回目のプロポーズ』