大津市2011年いじめを受けていた中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺してから7年となった11日、生徒の父親53)が同役所で記者会見し、事件を機に成立したいじめ防止対策推進法について「学校教育行政が法の定める責務を果たしているか、保護者が点検することが重要だ」と述べた。

 父親は「法は施行されたが、同じことが繰り返され、実効性に疑問を感じざるを得ない」と摘。「保護者は学校教育行政に任せず、自己防衛してほしい」と強調した。

 7年を迎えたことについては、「過去の話と思われることを息子は危惧していると思う。いじめに苦しむ子供大人が発見し、救い出す社会になるよう頑れと言われている気がする」とった。

 会見に同席した越直美市長は「(無料対話アプリの)LINEを使ったいじめ相談を始めており、子供が聞こえる対策を進めたい。教員の意識革や学校期対応にも全で取り組む」と述べた。 

写真説明〕記者会見する、自殺した中学2年の男子生徒の父親=11日午後、大津市役所

記者会見する、自殺した市立中学2年の男子生徒の父親=11日午後、大津市役所