【モスクワ時事】カザフスタンバイコヌール宇宙基地から11日、ロシアソユーズ宇宙船が打ち上げられたが、直後に異常が発生し、打ち上げに失敗した国際宇宙ステーションISS)の交代要員として搭乗していた米国ロシア宇宙飛行士2人は緊急脱出して事だった。

 打ち上げ失敗を受け、ロシアは事故原因が明らかになるまで、すべての有人宇宙飛行を中断すると表明。国家委員会を設置し、事故原因の究明に当たる。日本など各の有人飛行計画にも大きな影が出そうだ。

 インファクス通信によると、打ち上げから約2分後に異常が発生し、2段ロケットエンジンが緊急停止した。AFP通信によると、航空宇宙局(NASA)は「第1段階の分離から数後に問題が起きた」と説明しており、1段ロケットの分離に問題があった可性がある。関係筋はインファクス通信に対し、1段ロケットブースターの一つがうまく分離しなかったことで「2段が方向性を失い、エンジンが緊急停止した」と明かした。 

写真説明〕11日、カザフスタンバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたロシアソユーズ宇宙船(AFP時事)

写真説明〕11日、カザフスタンバイコヌール宇宙基地で、ソユーズに搭乗する米国(右)とロシア宇宙飛行士(EPA時事)

11日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたロシアのソユーズ宇宙船(AFP時事)