愛媛県を中心に活動するアイドルグループリーダーだった大本さん=当時(16)=が自殺したのは過重労働などが原因として、遺族が12日、所属事務所などを相手に計約9200万円の損賠償をめる訴訟を松山地裁に起こす。11日、東京都内で会見した幸栄さん(42)らは「真実を知りたい」と訴えた。

 訴状や原告側の説明によると、さんは2015年松山市の芸事務所「Hプロジェクト」に入り、16年から農業応援アイドル(え)の葉Girls」のメンバーとして活動。なかなか休みが取れず、事務所を辞めようとしていたさんは「社長から『辞めるなら1億円払え』と言われた」と悩んでいた。

 事務所から学費を借りて全日高校入学する予定だったが、借約束をほごにされ、直後の今年3月21日松山市の自宅で自殺したという。

 会見で幸栄さんは「が残した『社長が怖い』という言葉に、納得がいく返事をもらいたい」とを詰まらせた。の可穂さん(19)も「何がここまで追い込んだのか真実を知りたい」とった。